2006年08月24日

自爆

 掃除をしなければならないのだが、どうも心と身体は動かない。こういう時というのは、いらんでも良い買い物をしてしまいがちな私。

 ということで、車を飛ばして、久しぶりに万代書店へと行く。ここはマンガ・オモチャ・DVD・そして大人のムフフなものの中古販売店である。

 ソフビコーナーへフラリと。15年くらい前のバンダイのウルトラ怪獣シリーズが、結構売られている。それも500円単位。この時期のソフビは、造型の出来は、今ほどリアルではない。さりとてマルサンが出していた40年くらい前のソフビのような、良い具合のデフォルメ感もない。中途半端な感じ。

 最近はオモチャ関係の収集は、ほぼ怪獣ソフビ中心にしようと考えているので、まだ持っていない、絶版物、値段が手頃、その怪獣が好き、という条件で、この15年くらい前のソフビをポツポツとマイペースで買っている。いかにも遊び倒したという塗装がはげたり、傷が酷いものは避けて、ソフビを物色。ウルトラマンに登場したケムラー発見。あっ、ゲスラもある。ああ、ゲスラは唇が大きく塗装がはげている。安いけど、これじゃぁなぁ。

 色々見ていって、結局ケムラーを選んだ。状態もまぁ綺麗な方だ。今売られているソフビと値段は同じくらいで、700円。タグはなし。

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↑おとぼけ顔のケムラー。

 ショーケースを見て、おっ!「バーニングゴジラ」のでかいサイズ(体長約22cm)があった。映画『ゴジラvsデストロイヤ』の公開に合わせて作られたゴジラである。この映画で、ゴジラは体内でメルトダウンを起こして、身体の芯から真っ赤に燃えて死ぬのだが、それを再現して身体の所々にオレンジ色の汚しが入っている。

 私がまだソフビを集め出す前のソフビなので、まだ持っていなかった。値段は、3,000円(タグなし)。ショーウインドーの明かりが、何故かグリーンなので、外からは状態がよく分からない。大体万代は品数は豊富なのだが、店内が薄暗くて、倉庫のような、ちょっと汚い雰囲気なので、商品の状態が目でよく確認できないのだ。

 それでも気になった商品なので、店員さんを呼んでショーケースを開けてもらい、ゴジラを手にとって見る。多少色のはげた所があるし、右目の塗装が綺麗でないのが難点かな。でも値段が安いし、我慢どころかなぁ。足裏には、1995・BANDAI・JAPANの刻印。

 ということで、買いました。

 帰宅してネットオークションの相場を見ると、タグなしで2,800〜5,000円くらい。まぁまぁ妥当な値段だった感じ。

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↑ゴジラ!

 こうしてまた部屋に物が増える。掃除しなくちゃなのになぁ。自爆。
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2006年07月27日

白、黄色、クリーム色

 病院のダブルヘッダーだった。午前は皮膚科クリニックへ行き、その足で午後は精神科クリニックへ。途中、ハードオフ(家電やホビー用品のリサイクル店)へ久しぶりに行ったら、バンダイソフビ『快獣ブースカ』(現在廃版)が二つ売りに出されていた。二つともタグ無し。

 形や大きさは同じだが、口や腹の部分の色が、黄色のものと白のもの。色のバージョン違いがあったのか!?私は同じ物を持っているが、さて、黄色のものか白のものか。ブースカは大好きな怪獣の一つなので、袖宅したら色を確認して、持ってない方を購入しよう。

 4時間待ちは当たり前の精神科クリニックだが、カウンセリングが終わり、30分ほど待っていると診察室から名前が呼ばれた。午後2時半頃。私の前の人達が団体さんでまだ外出から袖ってこない(デイケアだろう)ので、揃り上げで呼ばれたのだった。

 医師はカルテを見て、「なるほど、(精神障害者)自立支援の申請を決められたんですね」と一言。おい、勧めたのはそちらですが!?完全に忘れられていた。なんだかなぁ。まぁそれだけ忙しいのだろうが・・・。

 袖宅したのが、午後3時半。いつもは5時半頃だから、かなり早い。だいぶ早く袖って来られたので、2種類のブースカのあるハードオフへと車を飛ばす。確認のために、自分所有のブースカを持って行った。

 店のショーウインドーにある、2体のブースカと我がブースカを比べてみる。・・・あれ、私の物もまた違う色だった。売っているのは腹が白と黄色のブースカ。私のは、両者の中間のクリーム色なのだ。なんでこんなに色が違うんだろう?私のは、日向にあったわけではないから、日焼けということでもないだろう。黄色の物は、カスタマイズしたものだろうか・・・?

 結局2体とも買ってしまった。2,000円也。色のバージョン違いということで。以下に3体をアップしておく。

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 分かりづらいかもしれないが、左が私が元々持っていたブースカ。口とお腹がクリーム色。中央と右が今日購入したもので、黄色と白。

 帰宅後少しネットで調べたけれど、このソフビの色違いに言及しているページは見つからなかった。詳細が知りたいなぁ。

 ということで、今日は立体造型お休み。

 先ほど、風呂から上がって麦茶を飲んでいたら、父に「痩せるために、麦茶飲むのを止めろ」と言われた。一日中麦茶を飲んでいるから、それが太る原因だと言いたいらしい。「風呂上がりの水分補給は良いのよ」と母が言うと、父は「すぐ俺と反対のことを言うな」とプリプリ。毎週母が楽しみにしている『みなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の時間だったが、NHKにしろとお冠。

 全く麦茶飲むのも、怒られるんだから、弱ったな。外出も、病院もうるさいからコソコソ出かけているが、麦茶もコソコソ飲まなきゃならないのか・・・。

P.S.
 oneさん、コメントありがとうございました。レスは少しお待ち下さい。
posted by 諸星ノア at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | オモチャ・フィギュア

2006年05月26日

三匹の怪獣

 今日新たに三匹の怪獣が、我が部屋に仲間入り。バンダイウルトラ怪獣2006のグドンとミクラス、それとムービーモンスターシリーズの新生ガメラの三匹。

 午後の1時頃車で地元のトイザらスへ。ソフビ売り場に行くと、新生ガメラはあと二個という状態。無事ゲットしてウルトラ怪獣コーナーに勇んでいくと、グドンとミクラスがない。まさか発売して、即売り切れなのか?通りかかった店員のおばちゃんに、「怪獣の人形のミクラスとか、もう売り切れたのですか?」と問いかけると、面倒くさそうな顔をされて、「少々お待ち下さい」と奥に引っ込んでいった。

 5分ほど待たされたら、大きな段ボールを床をずって持ってきた。中には、ミクラスがギッシリ。まだ店頭に並んでなかっただけか。限定品ではないから、そんな売り切れることはないよな。

 そうだ、グドンも欲しいのだ。「あの、グドンというやつも・・・」とおばちゃんに言うと、まためんどくさそうに奥へ取りに行ってくれた。

 ミクラスとグドンのそれぞれの塗装の具合を確かめたかったが、おばちゃんが側を離れない。何故?彼女の「こんな時間に、大の男がこんなところに」というような目線を感じ、少し目の塗りを気にしただけで、入念に塗りを確認できなかった。不十分なサーチで、ミクラスとグドンを一個ずつ手にした。

 「わざわざありがとうございました」とお礼を言うと、おばちゃんは二つの段ボールを奥へと引きずっていった。まだ店頭に並ばせる予定ではないので、側につきっきりだったのか。それとも怪しい人だと思われたからか。一般人からみたら、平日の昼下がり私服でぶらぶらオモチャ屋に来る私なぞ、得体の知れない怪人、怪獣の類なのかもしれない。

 そんな怪人に買われた三匹だが、なかなか気に入っている。

 ミクラスは大好きな怪獣。ウルトラセブンのカプセル怪獣だが、ソフビの方はだいぶ前に絶版。新作『ウルトラマンメビウス』にてマケット怪獣として再登場を果たし、新造型で商品化だ。全体のボリューム感と、丸みのある造型、憎めない顔で、とても良い。

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 ↑ミクラス。気は優しくて力持ちタイプ。可愛い
 やつで、私もこんなマケット怪獣が操れたらい
 いな。


 グドンは、現行のウルトラ怪獣シリーズにて販売されているが、やはり『ウルトラマンメビウス』に再登場を期に、新造型でメビウス版として発売。額に伸びる二本の長い角のしなりと、両手の先についた長い長いムチのしなりが対になって、綺麗なシルエットを形成している。凶悪で不敵な面構えもカッコイイ。汚しの塗装も、渋くて良し。

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↑グドン(メビウス版)。不敵な面構え。


 新生ガメラ(『小さき勇者たちガメラ』)は、ちょっと出来は良くないかな。顔がなんとも間抜けになってしまっている。劇中のガメラ=トトも、ブサ可愛いという感じで微妙な造型なのだが、ソフビではさらに間の抜けた顔になってしまっている。ネットでも顔が芸人の山崎邦生だとか、評判がよろしくない。確かに似てるけど。もっと凛々しく作って欲しかったな。

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 ↑新生ガメラ=トト。山崎邦生に似てる?

 そんな三匹を眺め、触りながら、酒の飲めない私は缶コーヒーで一杯やりながら楽しんで過ごす、今宵である。そんな私、やはり怪しい人=怪人かな?
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2006年05月16日

良い味

 滑り込みセーフで、皮膚科クリニックの午前の受付時間に間に合う。医師のローテーションが変化していて、いつもの院長先生ではなかった。

 同世代という感じの痩せたお坊さんのようなルックスの医師。若い頃のミスター珍みたい。ミスター珍っていうのは、往年の日本人悪役レスラー。まぁ分からない例えですかね。診療スタイルは、院長先生と同じで、速効のスタイル。そういう悪しきところは、改善して欲しいものだ。

 病院が終わり、近くの中古ショップにフラッと立ち寄る。ここは700円サイズのバンダイソフビの怪獣ソフビが、結構置いてあるのだ。

 約2ヶ月ぶりの来店だったが、オール105円が、290円に値上げされていた。約3倍の値上げだ。そこそこ売れると判断して、値上げしたのだろうか。いい加減な値付けの店だ。他の電化製品なども、こんなゆるい感じの査定と値付けなんだろうか。

 ソフビコーナーにはバンダイ・ウルトラ怪獣シリーズのジェロニモンとガンダー(共に現在絶版)があったので、チョイスした。ジェロニモンは、1983年製。ガンダーは1989年製。わりと傷も少ないし、値段からして妥当な感じ。

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  ↑怪獣酋長ジェロニモン。

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   ↑凍結怪獣ガンダー。

 ジェロニモンは『ウルトラマン』に、ガンダーは『ウルトラセブン』に登場した怪獣。初期のウルトラシリーズの怪獣は、どれも面構えや全体のフォルムが個性的で、どこか味のあるデザインだ。ソフビで手にすると、色んな角度からデザインが分かり、往時のデザイナーの成田亨や池谷仙克、怪獣造形の高山良策の巧みさが分かる。

 味があると言えば、帰宅後昼食を食べながら先週の『プロレスリングNOAH中継』の録画を観たが、ジュニアヘビーのヒール・SUWA(日本人です)は良い味出している。若いのにインサイドワークにたけて、隙あらば反則技を仕掛けてくる。

 試合は鈴木みのると組んで、三沢光晴&小川良成のベテランチームと対戦。三沢&小川は、チーム結成7年の熟練チームだ。それに対して、鈴木とSUWAは臆することなく、反則やおちょくりを入れながら、堂々と試合を展開。

 SUWAはずる賢いだけではない。軽量のレスラーだが、三沢の胸にぶち込むチョップやアゴを狙ったフックなど、切れ味と重量感のある技を繰り出す。三沢の胸がSUWAのチョップで、赤くミミズ腫れを起こしていた。技の威力と、向こうっ気の強さが感じられる。

 最後は三沢社長とタイマンになって、エルボー弾を何発もくらい、ここ一番の大技・エメラルドフロウジョンを食らってフォール負け。しかしフォールされた後のSUWAの表情は、実にサバサバと、充実感に満ちていた。大物三沢相手に堂々と渡り合い、技を身体に刻みつけ、ここ一番の技エメラルドフロウジョンを出させたのだから、自分の技量に自信をつけたのだろうと思う。

 気が強く、インサイドワークが良くて、悪くて、技も切れる、本当に良い味のレスラーだ。

 それにしても三沢の首の具合は、相当悪そうだ。うつ伏せの三沢を、鈴木がキャメルクラッチでアゴを掴んで起こそうとする場面があったが、三沢の首から上半身にかけて固まっていて柔軟性がなく、なかなか起こせない。首回りがそうとう動かなくなっている感じだ。鈴木とSUWAは三沢相手に投げ技を出さなかったけれど、それほど三沢の首の状態は思わしくないのかもしれない。

 大相撲夏場所では、スパイス的な存在なのが関脇雅山。今日の相手は若の里だったが、ドンドンドンと重い突き押しで若の里の上体を起こしてから、引き落としで勝利。9勝1敗で優勝戦線のトップグループにとどまる。明日は大関千代大海戦だ。千代大海も安美錦を突き押しで破り9勝1敗。明日以降優勝戦線が大きく動きそうだ。隠し味は、8勝2敗の新鋭・把瑠都(ばると/エストニア出身)か。
posted by 諸星ノア at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | オモチャ・フィギュア

2006年05月12日

ぶらりオタク旅

 平日の午前11時、秋葉原に降り立つ。オタクの聖地は、快晴。風は寒いが、日差しは強いというアンバランスな天候。

 ヤマギワソフト館へ向かい、本日整理券配布開始のあるJr.アイドルさんのDVD発売記念イベントの予約。代金を払うと整理券はゲットできたが、商品がない。店員の話では、商品の到着が昼の12時以降だという。今日はこれから友人のブロガー五十嵐三平君と食事をする予定なので、ちょっと困る。仕方ない、三平君には申し訳ないが、食事後にもう一度秋葉原に付き合ってもらうしかないか。

 整理券の番号は十番台。平日の午前中にすでに十数人が予約にきているわけで、無職の私が言うのもなんだが、彼らは仕事をしているのだろうか。

 秋葉原から御茶ノ水に移動。神保町の書店『書肆(しょし)アクセス』へ向かう。ここで『昭和プロレスマガジン』というプロレス研究誌(同人誌?)を買うため。ネットで存在を知り、一度読んでみたかったのだ。ネットで購入できるのだが、実物を見てから買いたいと思い、取り扱いをしている『書肆アクセス』へと参上したのだ。ここは少部数の雑誌や地方出版社の本などを扱っている書店だ。

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   ↑『書肆アクセス』。

 『昭和プロレスマガジン』は現在まで10号を数え、アクセスには第3号から数冊置いてあった。オフセット印刷で、モノクロの本だ。内容を見て、とりあえず第3号を選んだ。「昭和40年代の全日本プロレス」の特集号。

 さらに『彷書月刊(ほうしょげっかん)』という雑誌を求める。この雑誌は、古本と古本屋に関する情報誌。20年以上の歴史のある雑誌らしい。最新号はフリーライターで古本マニアの岡崎武志さんの特集号。私は岡崎さんのファンなので、読みたくて購入。

 本屋や古本屋が好きな私だが、困ることが一つ。汚い話になるけれど、書店などに行くと必ずと言っていいほど、大便をもよおすのだ。本のインクの匂いが好きなのだが、それが充満しているとどうもしたくなる。今日もそうだった。アクセスにはトイレはない。急いで会計を済ませ、近くの三省堂書店のトイレに駆け込み、事なきを得た。スッキリ〜。

 午後1時少し前、渋谷駅のハチ公前へ。五十嵐三平君と落ち合う。以前彼と行って再訪を約束した、『とりかつ』で食事をするのだ。

 先ほどの神保町は、昼時でサラリーマンやOLで飲食店はごった返した。たぶん『とりかつ』もそうだろうと、時間をずらす意味で『まんだらけ』へ行こうと私が提案。さっそく『まんだらけ』へ。探していたマンガや欲しいマンガがボコボコ出てくるが、今日は我慢だ。20分ほど時間を潰して、いざ『とりかつ』へ。

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   ↑『とりかつ』。

 こじんまりとした店には、L字型のカウンターに数名のサラリーマンやOLさんがいた。角に一つだけテーブル席があり、我々はそこに腰を落ち着ける。店員さんは、前回とは違い、オジさんとオバさんの二人組。店内のテレビでは、『徹子の部屋』が流れていた。

 今回はとりかつとハムかつの定食を注文。三平君も同じ。それと前から母が食べたいと言っていたので、テイクアウトで同じ物を注文。

 麦茶のポットがあるのだが、コップがなかった。私が店員さんにコップ下さいと言うと、調理に忙しくて手が回らない。そしたらサラリーマン風の方が、コップを2つ持ってきてくれる。常連さんなのだろう。忙しい店員さんのフォローをしてくれた。人情も生きている、庶民派のお店だ。

 10分ほど待つと、来ました。とりかつとハムかつが、ドンとお出まし。かなりのボリュームで、650円也。嬉しいじゃありませんか。とりかつもハムかつも、食べやすい大きさに切り分け、皿の上に恋人のように寄り添っている。

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      ↑とりかつ&ハムかつ。

 とりかつは、口に入れるとふわふわで甘い肉汁しみ出る感じ。さて、ハムかつは、と。ハムにしっかりと弾力があり、少し塩気が多くて、ご飯は進む味だ。良い感じ。とりかつ、ハムかつ、交互に口に運んで、味のコラボを楽しむ。味のワンツーパンチが、頬に幸せを運ぶ。

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          ↑幸せの断面。

 とりかつだけでも一人前あるので、ハムかつもあると二人前はある。それでご飯との配分が合わなくなる。揚げ物が3分の1残った時点で、ご飯終了。残ったとりかつとハムかつを楽しむ。

 うん、ごちそうさま。三平君も満足した表情だ。油物が多かったが、揚げ方にコツがあるようで、軽くふわっと仕上がっているので胃にもたれない。いやぁ、良い味、良い店だなぁ。

 さて、渋谷から今度は秋葉原へ逆戻り。今日のうちにヤマギワでアイドルDVDを受け取っておきたいからだ。三平君におつき合い願った。彼にはいつも私の趣味に付き合ってもらい、とてもありがたく思っている。

 ヤマギワソフト館で、無事DVDを受け取る。その後一人ならば、秋葉原内のオモチャ屋を巡回するのだが、三平君を引きずり回すことにもなり、寄り道は一軒だけに。ヨドバシカメラだ。

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    ↑『ヨドバシカメラ』。

 実は今日はバンダイのウルトラマンシリーズのソフビ、『ウルトラの父』と『ハンターナイトツルギ』の発売日なのだ。軽く売れ行きがどうなのか知りたかったので、ヨドバシへ足を運ぶと、ウルトラコーナーには、大量の『父』と『ツルギ』。ちょっと見るだけが、実物を見ると辛抱たまらん感じ。定価735円が、510円という安さも魅力。物欲押さえがたく、とりあえず『父』だけは確保した。

 三平君は、仏像のフィギュアを一個買っていた。彼はオタクではないが、フィギュアがわりと好きで、たまに買うようだ。仏像なのは、信仰心とかではなく、仏像好きのイラストレーターみうらじゅんさんのファンだからだろう。

 お互い欲しい物が買え、秋葉原を後にした。向かうは池袋。ここで、ドトールにでも寄って、少しダベろうという計画。

 ドトールでは、楽しいバカ話に花が咲く。隣の席の女子大生風3人組が去ると、おもむろに三平君は、先ほどの仏像フィギュアを取り出す。女の子達が側にいると、なんとなく出しづらかったのだろう。商品はブラインドボックスだから、開けてみないと中身が分からない。はたして、どんな仏(ぶつ)が出てくるか、彼も私も気になった。

 8cm大の金色の仏陀の涅槃像が出てきた。有名な寺の文化財的な仏像のミニチュアではなくて、単に仏像なのね。顔の作りが微妙で、全体の造型もどこか微妙さが漂う。三平君は、その微妙でゆるい造型の感じを逆に楽しんでいた。みうらじゅんのファンらしい楽しみ方だ。私もみうらさん好きだから、その感覚分かる。私から見るとなんていうか、魂がこもっていない仏像って感じ。パチモンの仏像というか。

 それにしても、波長が合う人との会話は、精神的に安心する。普段一人でひきこもっているので、こういう機会は本当にありがたい。生で語り合うことができる喜び。

 別れ際三平君は、「また東京に来る時は知らせて」と言ってくれて、ありがたいなぁと感じている。これからもよろしくおつき合い下さい。

 アイドル、プロレス、古本、『とりかつ』、オモチャ、そして何より気の合う友人。好きな物や人に囲まれ、満たされた気分で帰路についた。5月の風に乗って、ぶらりオタク旅。
posted by 諸星ノア at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | オモチャ・フィギュア

2006年04月22日

ライダーが来る

 「仮面ライダーが来たよ〜」

 お昼頃、母の声が玄関でする。自室から下りていくと、誌上限定ソフビ『仮面ライダーサバキ』が届いたのだ。オモチャ情報誌『フィギュア王』の限定ソフビだ。

 ちなみに誌上限定とは、雑誌についている払込用紙や申込用紙で注文する商品のことである。雑誌を買わないと買えないのが、誌上限定である。

 部屋に戻って、早速箱から取り出してみる。なかなかカッコイイではないか。知らない方にこのキャラの説明すると、『仮面ライダー響鬼(ヒビキ)』にちょい役で登場した、響鬼の仲間の鬼=裁鬼(サバキ)である。分からないですね、やっぱり。すみません。

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     ↑サバキ全身。

 で、顔のデザインが、個人的には主役の響鬼よりカッコイイと思う。ちょい役なのが残念だ。顔の塗りがちょっとはみ出ているとがあり、ちょっと残念。

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       ↑顔アップ。

 鬼の武器である「音撃」は、ギター型の音撃弦「烈雷」が付属している。映像中では轟鬼(トドロキ)の武器の「烈雷」を使っていたので(ウィキペディア情報)、ソフビも轟鬼(トドロキ)のソフビの武器を流用したのだろう。

 この誌上限定は『フィギュア王』の競合誌『ハイパーホビー』と連動企画で、『ハイパーホビー』では『仮面ライダーダンキ』と『(同)エイキ』が発売された。こちらも申し込んだので、もうすぐ来るであろう。今日は父が仕事だったので、のんびり荷物が受け取れたが、父が休みの日に来ると困る。通販関係は、これが悩みである。

 夕方に近くなり、マンガの執筆作業。いい加減遅れに遅れていて、やばい。ただ楽しみな『ウルトラマンメビウス』の時間(午後5時半〜)は、作業を中断してテレビに釘付け。今回はかつてウルトラマンタロウを倒した(殺した)怪獣バードンが登場だ。メビウスの一度はバートンの毒で倒されるが、特に死ぬこともなかった。まぁ第3話で死んでしまったら、先が思いやれるけれど(苦笑)。奇跡的に回復したメビウスがGYUSとの連携でバードンに勝つというところが良かった。

 来週はいよいよ私が好きな怪獣、ミクラス(ウルトラセブンのカプセル怪獣)が登場するのだ。ソフビも5月に新規造型で発売されるようで、今から楽しみだ。
posted by 諸星ノア at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | オモチャ・フィギュア

2006年03月20日

ユートムの想い出

 病院デーだった。午前中は、脳神経外科へ偏頭痛の薬をもらいに行く。午後は、皮膚科へ、先週の血液検査の結果を聞きに行く。血液検査の結果では、乾癬の飲み薬を飲み続けても大丈夫ということだった。

 病院近くのイトーヨーカドーへ寄る。フラッとオモチャコーナーへ行くと、今年1月苦労してゲットしたソフビ、石像カラーバージョンのピグモン2005が10個吊されていた。何だよ〜。一部のイトーヨーカドーでしか販売しないというから、わざわざ自宅から遠くのヨーカドーに行って買ったのに、こんな近場で売れ残りを処理か・・・。まとめ買いして転売したら、儲かるかなぁ・・・なんて思ったりして。

 フラッと中古屋さんのオモチャコーナーを冷やかす。怪獣のソフビが、オール105円で売っていたので、幾つか買ってしまう。値段が安いのは、状態がそんなに良くないということだ。

 まずは1991年バンダイ製のジグラ。昭和版ガメラシリーズに登場した怪獣だ。かなり汚れと傷があるけれど、105円という安さで選ぶ。

 次に1994年バンダイ製のツインテール。『帰ってきたウルトラマン』に登場。今は絶版かと思ってチョイス。

 最後は1999年バンダイ製のユートム。『ウルトラセブン』に登場。これも今では絶版だと思い、購入。

 帰宅後ネットで3体について調べる。すると、私の買ったジグラは、1991年当時1200円。ネットで見るジグラは、とても綺麗なものばかり。私が買ったのは、相当コンディションの悪いもののようだ。子供が遊び倒したソフビなのだろう。

 ツインテールは、現在でも販売中の商品。だが、現行商品とは造型が違うらしい。

 ユートムは、現在絶版。ただし初版ではなく、製造時期や塗装から見て、後期の商品らしい。

 なんだかんだ言って、このところ買ってばかりだなぁ。ソフビを鑑識する目も全然甘いし。ダメだなぁ。とか言いながら、また買ってしまうんだろうけれど。

 ユートムには想い出がある。私が覚えている一番古い夢に、ユートムが出てくるのだ。3歳くらいの頃だと思う。『ウルトラセブン』の劇中2メートルくらいの大きさのユートムが、謎の地底基地に何体も配備されていて、潜入したウルトラ警備隊が基地の通路の角を曲がるたびに意味不明の言葉を発して出てくるので、とても不気味だった。その印象があってか、夢に出てきたのだった。どんな夢かというと、ユートムが我々家族が寝ている部屋にやって来て、両親や幼い弟に向かって腕から緑のカビのような物を噴霧するというものだった。悪夢だった。一番最初に記憶している夢が悪夢なんて、私の性格の暗さはこの頃からなのかと思う。

 帰宅したら、もう大相撲中継も大関戦まで進んでいた。関脇白鵬対大関琴欧州戦。

 琴欧州は右膝のケガのため、数日前立ち合い変化を見せたが、白鵬相手には真っ向勝負だった。上手を取ったが、ヒザが悪いので十分寄れず、白鵬の下手投げで散った。お互いの意地がぶつかった良い一番。琴欧州は良い相撲だったけれど、ヒザが心配だ。白鵬は無傷の9連勝。勢いは止まらない。

 大関栃東は、うるさい安馬が相手。立ち合いもぐり込もうと手を出す安馬だが、栃東はそれを許さず、押し出した。今日も2敗を守った。とにかく優勝候補の白鵬、朝青龍戦まで、取りこぼさないことだ。
posted by 諸星ノア at 22:14| Comment(2) | TrackBack(0) | オモチャ・フィギュア

2006年03月16日

怪獣と女

 今やっている仕事に必要なMOがないので、車で30分かけて某電器店へ。

 その足で、近場のトイザらスへと車を向ける。ソフビ魂『仮面ライダーTHE FIRST』を探しに。まぁ期待してなかったけれど、やっぱりない。そんなに売れる商品だったとは、今更ながら驚く。私の見る目がなかったとも言える。

 一昨日の交渉のストレスで、気分がムシャクシャしている。ソフビコーナーのウルトラ怪獣シリーズを見ていると、怪獣ネロンガと目があった。何というか、荒れた気持ち、未分化な気持ちを、このネロンガが受け止めてくれそうな気がした。

 暗く荒れた気分の時は、ウルトラマンは正義の味方過ぎて、自分の悩みとか怒りとか悲しみみたいなものを受け止めてもらえない気がする。

 ネガティブな気分の時は、同じダークサイドにいる怪獣が、自分の心に寄り添ってくれそうな気がする。ネロンガのちょっと愛嬌のある目が、「お前さん、どうしたい?」と語りかけるようだ。

 そんなことを考えながら、ネロンガを一個手にとって、レジに向かった。こうして散財してしまったのだった。

 帰宅途中、ふらっと寄った古本屋。店の奥にのれんがあって、その先はアダルトコーナーだった。すさんだ心に、女の肌が恋しい。といっても、実際に触れることはできない。だからつい、アダルトDVDを一本買ってしまった。

 怪獣のソフビとアダルトDVDを買って帰る三十路男。読者の方々、特に女性の方などは、こんな私がひどく醜く惨めに見えるだろう。でも今の自分の心を慰めるのに、怪獣と女は必要だった。

 ストレスがたまると散財してしまう。ハッと我に返ると、結構お金を使ってしまった。いかんなぁ。

 大相撲中継を観る前に、仕事をちょっと進めた。
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2006年01月26日

すごい

 今日は病院へ行ってきたのだが、車を運転してして、風でやたらビニール袋が飛んで来る日だった。スーパーやコンビニでもらう、あの袋である。ゴミが多い日本らしいなぁと思ったり。

 価値の分からぬ人には、ゴミに写るものあがる。好きな人にしか意味を持たない物。その一つに、フィギュアがあるだろう。チョコエッグで一気にクローズアップされたあのオマケも、フィギュアの一種だ。

 今週の『TVチャンピオン』(テレビ東京系)はフィギュア王選手権だった。フィギュア作りを競う趣向だ。番組を観ながら、こんな風に作れたらなぁとつくづく思った。普段滅多にこの番組は見ないのだけれど、自分のやっている立体制作の参考になるかと思って、録画しつつ見た。

 途中から見たのだが、どうやら有名原型師さんが出ているみたいだ。4人登場するのだが、その中の寒河江弘(さがえひろし)さんと原八(げんぱち)さんは、名前を聞いたことがある。

 寒河江さんのフィギュアは一体持っている。リアル似顔系フィギュアの第一人者で、アイドルさんのフィギュアを多数作っている。リアルにすごい似ているので、私の憧れの原型師さんの一人だ。原八さんは、東海村原八さんといい(本名ではないだろう)、NHKラジオの土曜朝の若者番組『キラリ!10代』に、ゲスト出演したことがあって存在を知った。この番組は10代の憧れの職業の人をスタジオに招いて話を聞く番組で、原八さんは原型師として登場された。アマチュア愛好家に講座を開いて、フィギュア作りを教えている方でもある。

 ちなみに原型師というのは、フィギュアやオモチャなどの大元の原型を粘土やパテなどで造形する人のことである。

 今回のフィギュア選手権では、昨年の流行語大賞にも上がった「萌え〜」がテーマ。いかに萌えがあるフィギュアを作れるかが、争いのポイントである。

 準決勝は萌えから遠い女性タレントを、萌えに仕立てるという課題だったが、寒河江さんが準決勝に作った光浦靖子は、ものすごく良かった。光浦を女子高生の図書委員に見立て、似ているし、リアルなんだが可愛い。本を抱える光浦。その彼女のスカートをまくり上げてる、意志ある本。本を愛し、本にも愛されている様子を立体化して、非常に物語性がある。

 原八さんは、和田アキコをモデルに、萌えに挑戦。大きめのパジャマを着て、眠りこける可愛い和田アキコ。これもなかなか良い感じでした。ちなみに手が服の袖でどれだけ隠れるかで、萌え度が上がるという。そのルーツは、アイドル時代の裕木奈江だという。う〜ん、勉強になります。

 フィギュアの大元の素体=骨組みの作り方や、そこからポーズをつけて、粘土やパテで盛りつけする作業が映像で見られて面白い。プロはこうやって作っているのだなぁ。服のシワの作り方は三角を作るとシワに見えるとか、顔などはいきなり粘土をいじくって、似ているポイントを探りながら作っている。

 決勝は、寒河江さんと原八さんの一騎打ち。課題は、実際の女性タレントをモデルに、トリノオリンピックをテーマに50pのフィギュアを作るというもの。モデルを務めるのは、加藤夏希ちゃんと大沢あかねちゃん。共に20歳。

 加藤夏希ちゃんは、『燃えろ!!ロボコン』でロビーナという美少女ロボット役で女優デビュー(当時14歳)、『仮面ライダー龍騎』ではファムという女性初のライダーを演じるなど、特撮オタクにはお馴染みの女の子。ちなみにロビーナのファンだった私は、彼女の写真集とフィギュアを持っている。

 大沢あかねちゃんは、最近バラエティーでもお馴染み。子役モデルだったので、子役オタクにもお馴染みの女の子。元日本ハム監督の大沢啓二親分の孫である。

 抽選で、寒河江さんがあかねちゃんを、原八さんが夏希ちゃんを造型する。

 とにかく寒河江さんの技術がすごかった。あかねちゃんの顔が、とにかく似ている。粘土を探りながら作るのだが、似せるポイントがつかめると、「降りてきた!」と一言。そう、イメージが来る時は、降りてくる感じなのだろう。その感じは、私のようなヘッポコ素人絵描きにも感覚が想像できる。

 原八さんの夏希ちゃんも、ちょっと顔がアニメタッチになっているが、なかなかイメージをつかんでいる。

 両者は技法的に対照的なところがある。寒河江さんは、スカルピーという樹脂粘土をメインに使い、盛って削っての繰り返しが基本。原八さんは、チューブに入ったエポキシパテという自動車修理用のパテを盛りつけて、硬化したあとカッターや彫刻刀で削り出すというやり方が基本。それぞれに参考になる。

 原八さんは、夏希ちゃんをスピードスケート選手に仕立てて、試合前の緊張の瞬間を表現。ピッチリとしたスピードスケートのユニフォームに、ほのかなエロスを表現してみせる。寒河江さんは、あかねちゃんをカーリングのデッキブラシをかける役に見立てて、メイド服のカーリング選手にした。遠くにはストーンを投げる大沢親分がいる。

 原八さんの夏希ちゃんも良い感じなのだが、寒河江さんの仕上がりが群を抜いていた。とにかくあかねちゃんに激似。そして可愛い。あかねちゃんはとても可愛いのだが、アニメの美少女とは逆の、目が小さくて、口が大きく、アゴが大きい。そこを見事にとらえ、可愛く仕立てている。そして大沢親分を配して、作品に物語性がある。

 優勝は、寒河江さんだった。負けたけれど、原八さんも良かった。すごい。すごかったです。

 門外漢にはゴミになりかねないフィギュアであるが、これほど技と魂のこもった世界なのだ。プロの技を目の当たりにして、自分もああいう風に作りたいなぁと感じた。下手な私が作ると、嫌でも作品はゴミであろうが。
posted by 諸星ノア at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | オモチャ・フィギュア

2006年01月07日

新年初オモチャ

 新年最初のオモチャ初め。今日は、バンダイ・ソフビのウルトラ怪獣シリーズ、ピグモン2005石像バージョンの発売日である。流通限定商品で、円谷系列のショップや、一部イトーヨーカドーでの販売。

 実は昨晩特撮・オモチャ仲間のA君に購入を頼んでおいたのだ。私の住む地域のヨーカドーでは販売してくれないから。それと今日は姪が来るのだが、父が急遽外出なので、車運転要員として家にいなければならなかった。しかし、午前10時頃義理の妹から電話があり、今日は来ないという知らせが。もっと早く言ってよ〜。
 
 A君に確保できたか携帯に電話してみた。すると彼によれば売れ行きはあまりよくなく、店には大量にあるのだが(100個入荷らしい)、お一人様一個で、店員のマークがきつくて何回もレジに行けないとのこと。彼には私の分だけでなく、他の特撮・オモチャ仲間の分3個も頼まれているので、困っている模様。
 車運転要員をしなくて良くなったので、彼に迷惑かけないためにも、自分で買いに行くことにする。時刻はすでに、午前11時。先日おはガールのイベントで行ったヨーカドー・アリオ川口店が、今回の限定取り扱い店舗だったので電話で問い合わせると、まだあるという確認ができた。電車に飛び乗った。

 途中降りる駅を間違えて、タイムロスをしてしまい、川口店に着いたのは午後2時。川口には、駅から近い川口店とアリオ川口店の2店舗ある。売り切れていると困るから、駅から近い、駅前店に直行。

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  ↑駅から近い川口店。

 売り場に行くと、レジに6個ほど限定ピグモン有り。やった、まだ残っていた。無事ゲット。良かったなぁ。

 朝のA君の状況が気になり、彼の携帯に電話してみる。だが、お話中でダメ。とりあえずアリオ川口店にも足を向ける。

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    ↑アリオ川口店。

 アリオの売り場に行くと、山のように売れ残っている。ざっと50個くらいあるだろうか。川口店は、何故にあれしかなかったのだろうか?こんなに余っていても、お一人様一個のみ。

 A君に再度電話しても、全く通じない。いいや、とにかくもう一個買っておこう。仲間の誰かにニーズがあるだろう。ニーズが無かったら、秋葉原かどこかの中古ショップで転売すればいい。ということで、購入。

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         ↑ピグモンの山。

 ピグモンの売り場の様子をちょっと見ていたら、親子連れは興味は示さない。アッ、ある子供がピグモンを手に取った。でも「白黒だっ」って言って商品の山にホッポリ投げた。そうだよなぁ、子供は色つきでないと興味湧かないよなぁ。石像版も、子供にはただの白黒だ。『ウルトラマンマックス』の劇中ピグモンは石像になり、それにちなんで石像バージョンなのだが、そういう設定を分かって買う子供っていないだろう。というか、いたら将来が怖いかも。

 オタクらしき客もいない。オタクやマニアしか買いそうもない商品なんだが、その層にもそっぽを向かれたということか。そのおかげで無事に買えたから良いけど、張り合いもないような気もする。

 帰宅後、グッタリ。急いで歩き回ったり、人の分まで確保しなくちゃと焦ったり、体力と神経を使ったので。

 A君に電話したら、結局自分の分1個しか買えなかったそうだ。どうやら私が余分に買った分は、仲間の誰かの分になるので、無駄にはならなかったようだ。

 それにしても限定をゲットする喜びっていうのは、苦労して手に入れるという過程があるからこそなんだなぁ。ネットや通販で手軽に買えるのって、確かに交通費や労力はかからず便利だけど、買う醍醐味がないんだよな。探し当てる喜びというか。
 
 ともあれ、今年の初オモチャゲットでした。

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↑今年初オモチャ。まぁ、子供には
 魅力無いでしょうな。付属のタグ
 も限定仕様なので、切らずに保存
 が、オタクの基本。
posted by 諸星ノア at 18:50| Comment(2) | TrackBack(0) | オモチャ・フィギュア

2005年12月08日

仕事

 5歳の姪っ子に、「なんで働かないの?」って聞かれる夢を見て、目覚める。そんな日が来そうで、朝から暗い気分。

 いつものように、録画した子供情報番組『おはスタ!』(テレビ東京系)を観ながら食事。私は番組マスコットガールの、おはガール・キャンディーミントの三人が好きで毎日観ている。最近キャンディーミントが、番組連動の本『おはスタネタ帳!4 おはガールキャンディミントのミラクルマジックBOOK』を出したので、イベントがあるかなぁと思っていたら、今日告知キターーーー!。今週の日曜日、サイン本販売と握手会がある模様。握手会は小学生以下対象だから参加は無理としても、サイン本は欲しいなぁ。この3人は、今年度限りのユニットだから、3人のサイン本はゲットしておきたいのだが・・・。

 午後から精神科へ。カウンセリングの日。今日は友人関係が疎遠になってしまうことなどについて、話してきた。ある友人グループでは、自分がひきこもりや無職であることを隠しているのだが、それが薄々バレている感じで、それが敬遠されている原因なのかもしれないと自分では考えている。ひきこもり系のHPで、メル友の話であるが、ひきこもりであることを相手に話すと、途端に関係が疎遠になってしまう話をよく聞く。やはり働いていないと、対等に付き合ってもらえないのではなかろうか・・・。
 人間は、同じような人生のステージに立つ同士ではないと、友人になれないのだろうか。仕事をしてない私は、蔑まれたり仲間はずれになっても仕方がないのだろうか?

 結論が出ぬまま、カウンセリング終了。

 カウンセリングが終わって、2時頃受付に行くと、今日は午後の診察が先生の都合で夕方5時からなのですがといわれる。そこまで待つのはしんどいので、前回同様診察無しで、薬のみにしてもらう。

 お昼は『王将』で、野菜炒めとライス。ここの野菜炒めは、豚肉がたくさん入っているのだが、私的にはとても美味い。

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      ↑『王将』の野菜炒め

 前回の通院日にも買った、お好みタイ焼きを、今日も買う。帰ってからのお楽しみ。

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      ↑お好みタイ焼き

 久しぶりにオモチャ雑誌『ハイパーホビー』を買ってみる。帰宅後、お好みタイ焼きを頬ばりながら、読む。
 いやぁ、魅力的なオモチャが一杯だ。誌上限定の『仮面ライダーダンキ&エイキ』は、買っておこうかなぁ。一般流通しない商品だし。締め切りは今月の21日。早く決断しないと。

 バンダイの装着変身シリーズで、現在放送中の特撮『牙狼GARO』が来年3月に発売されるという。その試作品の写真が載っていたが、これは欲しい。ガロはキンキラ金の“黄金騎士”というキャラなんで、装着変身シリーズ向けのキャラクターだと言えよう。いい商品になりそう。1月にはアクションフィギュアも出るそうな。これは、ガロから装甲パーツを外すと素顔の冴島鋼牙(さえじまこうが)になる趣向。欲しいけど、リアル志向の“フィギュア”なので、鋼牙の顔が似てないとなぁ。装着変身の方も装甲のパーツを外すと素顔になるんだけど、こちらは“オモチャ”なので、あんまり似てなくても気にならない。
 またバンダイのソフビ魂の新商品は、映画『仮面ライダーTHE FIRST』版のライダー1号&2号。これもチェックだなぁ。

 他にも魅力的な商品目白押し。ふぅ〜(ため息)。仕事していれば、みんなみんな買えるのになぁ。とてもじゃないけど、買い切れない。

 「仕事をしないと恋もアウト!」っていう人材派遣会社のCMソングがあって説教臭くて不快だなぁと思っていたが、今の私は(仕事しないと)友達もアウト、オモチャもアウトって感じである。姪っ子にもアウトにされると辛いなぁ。
posted by 諸星ノア at 23:55| Comment(2) | TrackBack(0) | オモチャ・フィギュア