2014年01月11日

やっと借りられた

 午後から、立体のための下絵の修正。



 それから、コンビニのコピー機で、下絵を適当な大きさに縮小コピー。

 帰りに、図書館によって、まったり。

 ずっと貸し出し中で借りられなかった、雑誌『イラストレーション』(玄光社)がやっと棚にあって、借りる。

 2013年9月号で、ガンダムやタイムボカンシリーズなどのメカデザインで知られる、大河原邦男の特集号。

 大河原さんへのインタビュー記事を読むと、カラーの画材は、未だにポスターカラーを使っているとのこと。アクリル絵の具は、乾きが早いから、使いにくいという理由。

 私もアクリル絵の具は、正直使いこなせてないんだけども、それは私が下手なので、アクリル絵の具の乾きの早さに、自分の手が追いつかないせいなんだけども。

 大河原さんのような超一流のプロでも、上手い人なりに、あの乾きの早さは、嫌なんだな。

 確かにぼかしとか、乾くのが早いと、難しいんだよなぁ。ポスターカラーとか、水彩絵の具とかは、乾きが遅いから、重なり合う色同士が上手い具合に馴染む時間があって、グラデーションとかやりやすい。

 それにしても、一連の大河原さんが手がけたガンダム映画のポスターやらが、ポスターカラーで塗られているのは、改めて驚き。

 ポスターカラーは、紙の上に染みこむと、明度がかなり落ちるので、塗った後に、自分の予想に反して暗い色になるので、ショックを受けることがしばしば。

 つまり発色が良くないので、鮮やかなカラーに仕上げるのが、難しい。

 それであの鮮やかなカラー作品を描くのだから、明度がどのくらい落ちるかを計算して色を調合して塗っているわけで、やっぱり技術は高度です。

 他には、絵本で活躍している町田尚子や、いぬんこの特集で、面白い号。

 20代〜30代は、デジタル絵に関心が高い中、老舗のイラスト誌である『イラストレーション』は、アナログ作家を取り上げることが多いですね。宇野亜喜良とか和田誠など、大ベテランが多く取り上げられてますし。

 そのことは私にはフィットしますけど、世の中のニーズからは、外れている感じがします。

 それと、ネットの世界では、デジタルによるアニメ絵が全盛で、自分としては窮屈なんですけど、この雑誌を見ると、絵を描くことは、色んな画材を使って良いし、多用な画風があるし、もっと自由で良いんだなって、開放感が感じられます。


※日朝の女児向けアニメ、プリキュアシリーズのOPメドレーです。

 2004年『ふたりはプリキュア』から始まったシリーズ。2013年の『ドキドキ!プリキュア』まで、まとめられてます。

 みんな明るい曲ばかりで、良いですね。

 ある母親が息子を名乗る男から電話があった際、「歴代プリキュアの名前を37人全部言えるか」と息子の趣味の質問をしたら、男はすぐ電話を切ったとか。

 そんなお母さん助けて詐欺(オレオレ詐欺)の撃退法でも話題になった(?)、プリキュアです。

【ふたりは】プリキュアOPメドレー【ドキドキ!】

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