2013年11月28日

新装開店、闘道館。

 プロレスファンの聖地、東京・水道橋。

 ここには、何軒かプロレスショップがありますが、その一つ、「闘道館」が、この度リニューアルオープンしたので、行ってみました。



 場所は、JR総武線、水道橋駅西口改札を出て右手、後楽園ホール方面へ、歩いて30秒。

 路地を隔てた向かいのビルの、4F。迷ういようがないほど駅のそば。1Fには、「村さ来」と「洋麺屋 五右衛門」。

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↑4Fの窓に、闘道館の文字。

 私は、30年以上のプロレスファンですけれども、近年は会場へ足を向けるほどの熱心さはなく、プロレスショップには、もう10年以上入ってないんです(汗)。前の闘道館には、実は一度も入ったことがないし(大汗)。

 ビルの4Fへは、エレベーターで。

 店の入り口付近には、新装開店の祝いの花輪が飾られています。

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↑闘道館、入り口。

 早速入店すると、店員さんに、荷物を預けて欲しいと声をかけられました。万引き防止のシステムなのかな。

 店内でまず目を引かれたのは、各種マスク。

 プロレスと言えば、マスクマンですからね。

 初代タイガーマスクを始め、ミル・マスカラス、ウルティモ・ドラゴン、獸神サンダーライガーなど、有名処のマスクがたくさん。

 最近はマスクマンが増えているので、オールドファンの私には、分からないマスクも多い。

 ガラスケースには、力道山のパスポートや、関取時代の化粧まわし、毎日新聞杯の大トロフィーなど。すごいねぇ。

 パンクラス時代の船木誠勝のコスチュームは、良いねぇ。バス・ルッテン戦の時のもの。スタン・ハンセンのブルロープとか。

 Tシャツ系が好きな人には、各団体のものがあるみたい。

 開店祝いに、何か買おうかと店内を物色。

 私的には、紙物が良い。書籍関係が欲しい。

 店内は、品数が想像してたより多くないというか、少ないように感じる。どの棚も、スカスカな感じ。これから増やしていくのでしょうか。

 つらつらと棚を見て行くと、マンガショップ刊『嵐のチャンピオン』を発見!後に『まぼろし探偵』や、『8マン』を描く桑田次郎のデビュー作です。帯付き。桑田先生のデビュー作は、プロレス物だったんですな〜。

 しかも定価の半額で、950円。これにしようっと。

 ほくほくで、会計。

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↑『嵐のチャンピオン』。

 なお、本日開店記念で、夜に「関節技の鬼」藤原喜明のトークショーが行われますが、すでに予約で満席だそう。料金が1,000円で、藤原組長の話が聞けるんだから、そら人気です。

 司会は、筋金入りのプロレスマニアである、フリーアナウンサー・清野茂樹さんだから、組長からグイグイ濃い話を引き出すでしょうし。

 基本は古物商なので、新しい若いファンというより、昭和プロレスファンが好きそうな品揃えの、闘道館です。


※プロレスです。

 第一次UWFの試合です。

 U.W.F格闘技オリンピア開幕戦、藤原喜明&木戸修vsスーパータイガー(佐山サトル)&ジョー・ソルコフ。1985年5月18日、山口県・下関体育館にて。

 伝説となった、第一次UWF。初代タイガーマスクこと佐山サトルが、リングネームをスーパータイガーと改め、参戦。でも、素顔でファイトです。これが、当時の佐山の、プロレスへの距離感を表しているでしょう。

 なお下関は、佐山の故郷。

 4人とも、カール・ゴッチの弟子。レフェリーのミスター空中も、ゴッチの娘婿です。

 格闘技指向のプロレスの萌芽。

 当時の新日本プロレスや全日本プロレスの試合が、やや演劇的だったので、UWFのキックと関節技主体の試合は、「リアルファイト」に感じられたものです。

 ジョー・ソルコフは、後に全日本プロレスに、ジョー・マレンコの名前で登場。世界ジュニア王者に。

 この試合映像は、テレビ東京が録画中継していたものです。

藤原喜明・木戸修 VS スーパータイガー・ジョーソルコフ

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posted by 諸星ノア at 21:13| プロレス・格闘技