『自伝小橋建太 悔いは、ない』(小橋建太著/ベースボールマガジン社刊)の発売を記念して行われるものです。すでに大阪、東京・渋谷で開催されております。
この本は、今月5月11日日本武道館での試合を最後にプロレスを引退した小橋さんが、生い立ちから引退試合を迎えるまでの軌跡を綴ったものです。おそらく、口答したものを、編集者がまとめたんでしょう。
場所は、埼玉県さいまた市にある、須原屋・武蔵浦和店。JR武蔵野線と埼京線が止まる武蔵浦和駅東口側にある書店です。

↑須原屋・武蔵浦和店。
開催時間は、18時30分。
会場は、書店の奥に、長机と看板を設置して作られてます。

↑店内告知。

↑サイン会場。
開始30分前、続々と小橋ファンがつめかけて、他のお客さんもなんだろうと、やってきます。
集まったファンは、30代〜40代の男性。ちらほら女性が混じってます。小橋さんの全盛期を見てきた世代ですね。
野次馬の小学生達が、「小林さんが来るんだって」と言い合ってるのを見かけ、プロレスが子供に縁遠いことを痛感。
18時35分頃、店の中を歩いて小橋さんが登場。Tシャツ姿で、腕が黒々と焼けて、満面の笑顔。
野次馬のおばさん達も、興奮状態。小橋さんは、身体が大きいですからね。みんなと、握手しながらやってきます。
上記の本では、俺はファンのサインは断らないという記述があるんですが、その通り、握手にも気軽に応じるフレンドリーさ。
それと、なんというか、彼の肉体からは、幸せオーラというか、人を温ったかにするオーラがあります。これは、驚きました。自然と元気になるオーラというか。
小橋さんがバンと長机を叩いて席について、「よろしくお願いします!」の発声でイベントスタート。
この日の流れとしてはー
参加者は まずスタッフに整理券と書籍を渡す→持参のデジカメを別のスタッフに渡す→、小橋さんがサインしている間、彼の隣の席にて待機→スタッフに小橋さんとのツーショットを撮影してもらい、握手して退出。
小橋さんは、サイン中、ファンの問いかけに熱心に答えるので、なかなかに長いイベント。本当に、ファンを大事にする人です。

↑小さい子にも優しい。

↑女性ファンとともにツーショット撮影。
私の番になり、緊張して彼の側に座ります。たくましい腕に、「太い腕ですねぇ」と言うと、「随分しぼんじゃったんだけどね」と語る。
「この間の武道館、観に行きました。これが引退試合かってすごい試合でした」と言うと、「いやいや(そんなもんじゃない)」と謙遜。

↑小橋さんのサイン。
その後小橋さんとツーショット撮影。彼は私の肩に腕を回してくれるんですが、体温が熱い!熱気を発散しています。
握手して別れると、スタッフに「本をお忘れですよ!」と注意されて、周囲に笑いが。とんだ恥をかいてしまった(苦笑)。
スタッフによれば、他の会場でも、本を忘れる人が多いとか。
人垣を離れて余韻に浸っていると、また本を忘れた人がいて、笑いが起こってます。小橋さんが「みんな本を忘れてくなぁ」と苦笑する声が聞こえます。
まぁそれだけ、小橋さんに会えるだけで、舞い上がるんです。ほんと、オーラがすごい方でした。
あの熱く優しいオーラは、今まで激しい練習や、数々の大ケガ、腎臓ガンを乗り越えてきたからこその、優しさなんじゃないでしょうか。
引退後もプロレス界に君臨し続ける人としては、アントニオ猪木というカリスマがいますが、彼に対抗出来るのが、小橋建太じゃないでしょうか。
猪木とは違った、人徳オーラのカリスマ性で、人々を惹きつけられるのではないでしょうか。
ゆくゆくは、アニマル浜口みたいに、後輩のプロレスラーを養成するような仕事をしてもらいたいです。
個人的なことですが、今日は朝から頭痛でかなりしんどかったんですが、我慢して参加して良かった。小橋さんと出会えて、本当に嬉しかったです。
※若き小橋建太の試合を、2試合貼っておきます。
スタン・ハンセンvs小橋健太。
1990年2月21日、後楽園ホールでの試合と、3年後の1993年7月29日、日本武道館の試合。
外人エース・ハンセンに、叩きつぶされてもくらいつく小橋の成長物語です。
Stan Hansen vs Kenta Kobashi (All Japan 2-21-90 THEIR FIRST MEETING)
93-07-29 Stan Hansen vs. Kenta Kobashi
人気ブログランキングへ
↑ランキングに参加しています。よろしかったら、ポチッとお願いします<(_ _)>