2013年04月29日

『ゾゾゾ ゾンビーくん』第1巻

 『ゾゾゾ ゾンビーくん』第1巻(ながとしやすのり著/小学館刊)を読む。


Zozozo-zombiekun-1-S.gif
 
 月刊『コロコロコミック』連載のギャグマンガ、第1巻。

 ながとし先生の作品は、アニメ『うちゅう人 田中太郎』を知ってから、原作のマンガをブックオフで集めて以来、結構好きで読んでます。前作の『ゴロロ』も好きでしたね。

 待望の新作が、『ゾゾゾ ゾンビーくん』。

 小学5年生のイサムくんが、公園でゾンビの少年ゾンビーくんと出会ってから、彼に巻き込まれていくヘンテコな毎日を描いた、ギャグマンガ。

 何故今、ゾンビなのかな?

 『コロコロ』ではかつて、玉井たけし先生が『魔界ゾンべえ』というゾンビ家族のギャグマンガを描いてましたが、企画としてはそれの焼き直しかと思われましたが・・・。

 読んでみると、『うちゅう人 田中太郎』のゾンビ版という感じです。

 すなわち、ゾンビくんが、とにかく奇行を繰り返すことに、イサムくんが巻き込まれていくパターン。

 ギャグがベタなのは読者が小学生だからですが、私も安心して読める。歳を取ったせいか(?)、変にシュールなのは、読んでてなんか疲れますし。

 いくらベタだと言っても、5〜6コマごとにギャグを入れてますから、ながとし先生は大変でしょう。1話あたり25〜28ページくらいで、笑いどころを14〜15カ所くらい入れてますから、ネームは相当キツイと思われます。

 私としてはなんと言っても、ながとし先生の絵柄が可愛くて好きです。昔ながらの、緩急のハッキリしたやわらかなペンタッチが良いですし。

 意外と言ったら先生に失礼ですが、服のディティールや、背景の描き込みがしっかりしているところも良い。小学生男子向けの作品って、ファッションの描写が古いケースが多い気がしますが、ながとし先生は、きっちり今の子供ファッションが描かれています。

 それとゾンビーくんは、内蔵がバンバン飛び出るし、とにかくゾンビーくんは分身することが多いので、これは描くの大変だろうなぁと、読者ながら気が遠くなったりします。

 それにしても何故今、ゾンビネタなのかは分からないですけど、2巻以降も楽しみにしています。


※アニメ『うちゅう人田中太郎』第1話「転校生田中太郎登場」前編・後篇です。

 朝の子供番組『おはスタ!』で、このアニメの再放送を見てから、原作漫画をブックオフで集めました。

※アニメ『うちゅう人田中太郎』第1話「転校生田中太郎登場」前編・後篇です。

 朝の子供番組『おはスタ!』で、このアニメの再放送を見てから、原作漫画をブックオフで集めました。

うちゅう人田中太郎 第1話「転校生田中太郎登場」前編

※アニメ『うちゅう人田中太郎』第1話「転校生田中太郎登場」前編・後篇です。

 朝の子供番組『おはスタ!』で、このアニメの再放送を見てから、原作漫画をブックオフで集めましたね。

うちゅう人田中太郎 第1話「転校生田中太郎登場」前編
うちゅう人田中太郎 第1話「転校生田中太郎登場」後編

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posted by 諸星ノア at 20:39| 読書感想(マンガ含む)