2013年04月17日

うつろあきこ著『宇宙屋台へおいでませ』2番星

 マンガ『宇宙屋台へおいでませ』2番星(うつろあきこ著/小学館刊)を読む。


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↑『宇宙屋台へおいでませ』2番星。

 広大な宇宙空間に、美人のママが営む屋台があって、色んな星からの客で、いつも賑わってます。お店に来るお客達の人間模様を、ほのぼのと描いた、SFっぽいファンタジーコメディー。

 本作は、第2巻ですが、これをもって完結。

 可愛い絵柄に惹かれて、第1巻から読んでますが、終わりなのは寂しい。

 美人のママさんは、すごく可愛いんですけど、話にはほとんど出てきません。

 というか、お客さんが話していることに、いつもニコニコして聴いている役なので、お客さんに主体的に絡まない性格のようです。

 そういうママさんだからこそ、みんなここに飲みに来るんでしょうね。

 宇宙人達にも、それぞれほろ苦い人生があって、なかなか大変そう。

 中でもよく登場する、郵便配達のしゅうぞうさん(カエル型宇宙人)は、年に28回も異性に振られるという人で、非リア充の私は、思わず彼にエールを送らずにいられない。

 振られるクセに、たまに好意を寄せてくれる可愛い女性の心には全く気づかない鈍感さがあって、読んでいて歯がゆくなってしまいます。

 どろようかん屋のご主人・どろ田さんは、異性に告れない息子に、「飛べると思った者が飛べるんだぞ」とアドバイスして、背中を後押し。

 大手の広告会社に入社した新人クンは、直属の上司・土井さんが、大きな仕事を同じ社内のライバルに取られても平気なところに不満を持ってます。

 でも土井さんは、「仕事は仕事だろ」と語り、仕事の大小に関わらず地道に働くことを新人に背中で見せます。なかなか含蓄のある言葉。

 結構人生の名言が多く登場する作品でもあります。

 私は下戸だけど、こんな屋台なら行ってみたいです。
 

※朝の子供向けバライエティ『おはスタ!』(テレビ東京)から、2003年度おはガール・フルーツポンチによる、「それゆけ!おはマーチ」です。

 私が『おはスタ!』を見るようになったのは、2006年からなので、この頃のおはガールのメンバーは知識として知っているだけで、映像は初めて見ました。

 この頃のおはガールは、5人体制だったんですねぇ。

 メンバーは、現在も女優で活躍している子や、芸人の嫁さんになった子、消息不明な子、現在はAV女優として活躍している子など、人生それぞれです。

「それゆけ!おはマーチ」おはガールフルーツポンチ生ステージ

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posted by 諸星ノア at 20:33| 読書感想(マンガ含む)