2013年04月07日

頭痛の時に、ラジオ聴く。

 朝、寝起きから頭痛。



 痛み止めの頓服を飲むと、痛みが誘発されて、さらに痛みが増す。

 3時間くらい経つと、ようやく痛みが耐えられる弱さになるものの、まだしんどい。

 夜にもう一回、頓服を飲んで、NHK大河も見ずに、早めに休む。


 頭痛の最中は、とにかく痛みが嵐のように吹きすさぶので、気を紛らわすには、ラジオくらいしかない。

 ラジオでは、NHK-FM『トーキング ウィズ 松尾堂』を偶然聴く。

 キッチュこと松尾貴史が司会の、テーマに沿って話すトークバラエティみたい。

 ゲストは、『声に出して読みたい日本語』の明治大学教授・斎藤孝と、フリーアナウンサー梶原しげる。

 テーマは、雑談。

 どうやったら、雑談が出来るか、雑談が弾むかみたいな話。

 雑談が苦手な私には、興味深い話。頭痛時ではなく、クリアな体調時に聴きたかった。

 最近の若者は、雑談が出来ない人が多いと、斉藤さんが言う。梶原さんも同じ意見。

 無駄話が出来ない人が多いらしい。つまり、いきなり正解を言わないといけない風潮があるという。

 松尾さんが、糸井重里の言葉「贅肉がそいつだよ」を紹介し、感銘。

 つまり、無駄な所に、その人の、その人たらしめている「個性」があるんだという。

 斉藤さんはそれを受けて、「偏愛」というキーワードを推奨していた。

 偏愛、すなわち、自分が好きでしょうがないジャンルがあるということ。

 ここら辺は、オタクという言葉になってくるのだろう。

 私が思うに、ただ偏愛しているところををいきなり相手に話すと、悪い意味でのオタクになってしまうだろう。つまり、コミュニケーション能力がない人って感じ。

 ここで大事なのが、雑談の力というか。

 時候の挨拶とか、ほんと他愛ないことを話すこと。良い天気とか、雨で嫌だねとか、そういうクッションがないとダメというか。

 ここから、相手の好みという、偏愛の部分にコミットしていくと、雑談が続いていくってことじゃなかろうか。

 番組を聴きながら、そんなことを考えた。

 斉藤さんの言葉で参考になったのは、初対面の人と会う場合は、事前にその人について調べてくることと、会った時に感じるライブ感の両方を大事にするっていうこと。

 なるほどねぇ。

 私ごとですけど、セクシータレントのイベントや、マンガ家のサイン会などで、役立ちそうだ。

 ちなみにこの記事は、2013年4月8日の午前に、昨日のことを思い出して書いてます。

 頭痛は、かなり良くなりましたが、まだちょっと違和感あります。


※LiSAのナンバーで、「best day,best way」(2013年)です。

 作詞・作曲/田淵智也、編曲/akkin。

LiSA 『best day, best way -MUSIC CLIP-』


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posted by 諸星ノア at 19:48| ラジオ