2013年03月16日

吉田豪&ミスター・ポーゴトークショー&吉田豪サイン会@書泉ブックタワー その2

 吉田豪&ミスター・ポーゴトークショー&吉田豪サイン会@書泉ブックタワー その1からの続きです。


 吉田豪とミスター・ポーゴのトーク続きです。

 話は、ダイエットの話へー



吉田「ポーゴさんのmixiには、ダイエット日記がありますよね」
ポーゴ「オレ様、最近100kg切ったんだよ」
吉田「以前はダイエットしても、リバウンドしてましたよね」
ポーゴ「前は100kg切っても、リバウンドで120kgになっちゃって。でも今は、大丈夫。以前は運動しなかったんだよな。今はトレーニングしながら、マンナンヒカリで頑張ってるから」

 ネットで調べると、マンナンヒカリとは、大塚食品から出ている、こんにゃく精粉などを使って米粒状に加工した、ダイエット食品らしい。こういうのがあるんだな。

吉田「体験談を使って、ダイエット本出せるじゃないですか。『オレ様のダイエット』とか」
ポーゴ「料理本は、出したいと思ってるんだよ。アメリカでファイトしている頃、1試合10〜20ドルくらいしか出ない頃は、生活出来ないから、日本料理屋でバイトしてたから、なんでも出来るんだ。和、中華、色々」
吉田「それで『味処ぽーごちゃん』って店出したんですよね。」
ポーゴ「客が来なくてね。来ない間、ケータイで本(『ある悪役レスラーの懺悔』)を書いていたんだ。でも、客が来なくて、店止めたわけじゃないよ。商売は商い=飽きないだって言うけど、オレ様は飽きちゃったんだよ。やっぱりプロレスがしたかったから復帰したんだ」

吉田「料理、ダイエット、幽霊って、ポーゴさんはやっぱり可愛いというか、女子ですよね(笑)」
ポーゴ「幽霊のことは、ホントのことを言ってるんだよ。昔、サウスカロライナのジム・クロケット・プロ(NWA傘下の団体)で仕事していた時、地元で有名な幽霊の話があってさ。線路に身投げして自殺した男がいて、死体には首だけなかったらしいんだけど、その奥さんが、旦那の首を探してさまよっているって話があったんで、仲間と一緒にその線路の所に行ってみたんだよ。そしたら、人魂の100倍くらいの大きい光が出てきてさ、怖かったよ。でもオレは、その光の元を確かめたくて、光に突っ込んでいったんだけど、消えちゃったな」

吉田「怖いのに、行くんですね(笑)」
ポーゴ「2〜3年前かな、「ぽーごちゃん」の店の近くに墓があって、帰り道にそこ通ったら、アゴがだらーんと下がった女が立っていて、これはこの世のもんじゃないなと思って、近づいていったら、消えちゃった」

吉田「いつから、霊感体質になったんですか?」
ポーゴ「子供の頃、ウチは300坪くらいの屋敷だったんだけど、オレ様が寝てる部屋の側に、お稲荷さんが奉ってあったんだ。ある晩、オレがぴょんぴょんジャンプして、居間にいる親父達の前で跳ね回って、「お稲荷様の所へ連れてって」って叫んでたんだよ。自分でも怖くて、その後泣いちゃったんだけど、それから霊が見えるようになった。だからオレ様の霊感は、お稲荷様の力だと思ってる。10年くらい前までは、こうやると(両手で羽ばたく仕草をして)、幽体離脱出来たんだよ」
吉田「ええーーーっ!?自分で意識して、幽体離脱出来たんですか!?」
ポーゴ「そう、ブラジルとか、宇宙とか。瞬間移動って言うのかな?」

吉田「宇宙行った感想は、どんなだったんですか?」
ポーゴ「綺麗だな〜って。空を飛ぶって、気持ち良いよ。ともかく、幽霊は見慣れてるな。マンガみたいな、おどろおどろしい感じじゃなくて、人間と同じように、普通にいる」
吉田「亡くなったレスラーとか、来ますか?」
ポーゴ「来るねぇ。グラジエーター(ザ・グラジエーター=マイク・アッサム/2007年没)とか、ボブ・ブラウン(1997年没)とか。みんな向こうで、楽しくやってるみたい。でも、会っても悲しくなっちゃうな。マードック(ディック・マードック/1996年没)とかキニスキー(ジン・キニスキー/2010年没)とか、仲よかった奴バタバタと死んじゃってさ」(しんみり)
吉田「でもポーゴさんは、元気じゃないですか。同級生のあだち充(『タッチ』で有名なマンガ家)の元気さは、異常ですけど(苦笑)」
ポーゴ「あと、グラン浜田ね(浜田は中学時代の同級生)。あいつは今でも、トンボ切るからな。今度の伊勢崎大会(3月30日、WWS伊勢崎大会)にも、出るし」

吉田「腰と膝の調子はどうですか?」
ポーゴ「「ぽーごちゃん」の頃、酒で胃を壊して入院したんだけど、寝たきりで筋肉落ちちゃったんだよな。それで太っちゃったから、腰をさらに痛めちゃって。医者に、運動して、体重を落とせって言われてるから、今トレーニングしてる。医者は腰は手術した方が良いって言うんだけど、腰にメスを入れるのは怖いんで、腰回りの筋肉をつけるトレーニングしてる」
吉田「天龍さん(天龍源一郎)も腰を手術して、この間会いましたけど、歩くのがやっとという感じでした」
ポーゴ「天龍さんと言えば、自分が・・・いや、オレ様が大相撲にいた頃、大鵬部屋だったんだけど、稽古場は二所ノ関部屋で、その時(二所ノ関部屋の)嶋田さん(天龍の本名)が十両昇進したんだよ。それで部屋の大関・大麒麟さんが嶋田さんに、1万円がこんなに分厚く入った(親指と人差し指で10cmくらい間隔を作る)財布をポーンと渡して、これで飲んできなって言ったんだよ。凄かったな。オレも出世してあのくらい稼ぎたいって思ったけど、プロレスに行ってしまって(苦笑)」

吉田「とにかく、(『ある悪役レスラーの懺悔』の)次の本を出したいわけですね」
ポーゴ「松永(光弘)の本より、面白いよ(ニヤリ)。あいつ、今まで何冊出してるの?2〜3冊か。あいつオレの悪口ばっかり書きやがって、でもあいつオレの前では、黙って何にも言わないんだよ。試合に関してとか、オレに何かして欲しいんだったら、直接オレに言えっての(苦笑)」
吉田「プロレス辞めてから、あんな本書いて(苦笑)」
ポーゴ「あいつと揉める前、あいつが本を出す前だな、ファンに連れられて松永の店(『ステーキハウス ミスターデンジャー』)に食べに行ったんだよ。あいつの奥さんに睨まれてさ(苦笑)。試合で、松永に火をかけたりしてたから、奥さんは本当にオレのこと極悪人だと思ってたんだよ。松永も、オレの席に近寄って来ないし。それで、食べ物に何か入れられるかと思って、出された物はあんまり食べなかったな(客席笑)。でも、松永とは、良い時もあったんだけどなぁ。わざわざ(埼玉の)本庄のオレの家にまで、遊びに来たりさぁ」(しんみり)

吉田「ポーゴさんは、トークの出番前に、白夜書房の人に、本出して下さいって頼んでいてね(笑)」
ポーゴ「(白夜書房の方に向かって)ほんと、頼んます。とにかく、これからも頑張るぞ!オーーーーーーッ!!」

 ポーゴさんが、握り拳を突き上げて、トークは終了。いやぁ、中身の濃いトークでした。

 トークの最初は幽霊話はやりたがらなかったポーゴさんを、話していくウチに、幽霊話に持っていくあたり、さすが、吉田さんのプロインタビュアーとしての手腕が感じられました。

 ポーゴさんの、可愛い魅力が、全開に炸裂したトークでした。

 ここで吉田さんが、「アイドルみたいに、書泉って壁の前で、写真撮りましょうよ!」と急遽提案!一気に、撮影タイムとなりました!粋な計らいだなぁ。

 夢中でデジカメのシャッター切りましたよ!

DSCN0399L.gif
↑ファッ○・ユーポーズのポーゴさん。奥に、吉田さん。

ー吉田豪&ミスター・ポーゴトークショー&吉田豪サイン会@書泉ブックタワー その3へ続く。


※プロレスです。

 W★ING、1992年2月11日、静岡・浜松市体育館 にて。ディック・マードックvsミスター・ポーゴ。

W*ING 11-02-1992 Dick Murdoch vs. Mr. Pogo Part 1

W*ING 11-02-1992 Dick Murdoch vs. Mr. Pogo Part 2


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posted by 諸星ノア at 20:29| プロレス・格闘技