2006年04月17日

コンパス、プロレス、岡崎さん

 子供情報番組『おはスタ』の中の『バクスタ』では、子役タレント達が毎日様々なクイズなどにチャレンジするコーナーが多い。今日は「10秒チャレンジ」というコーナーだった。10秒で出された課題をこなせたら、美味しいご褒美があるというもの。

 これを寝起きでボーッと観ていたが、「えっ!?」とちょっと頭が覚めるシーンが。

 コンパスを使って2つの円を10秒で描けたらクリアという課題だった。なんでもない課題である。子供達(小学4年生くらい)が3人チャレンジしたが・・・皆コンパスが使えないのだ。説明するまでもないけれど、コンパスでの円の描き方は、二股の接続部分にある突端のつまみの部分を握って、一方の針の先を紙に刺して支点とし、つまんだ親指と人差し指を駆使して、グルッと円を描けば良い。しかしバクスタの子供達は皆、頭のつまみをまったく握らないで描こうとするのだ。片方の手で針のある方を握り、もう片方で鉛筆の芯のある方を掴み、両手を使ってなんとかコンパスを回転させて円を描こうとしているのだ。えぇ!?小学校でコンパスの使い方って、習わないのだろうか。それじゃかえって描きにくいだろうに。今時の小学生は、コンパスも使えないのかなぁ。

 というか今時の子はコンパスを使うのも難しいから、課題として選ばれたのだろうか。なんだかなぁ。

 昨晩放送の『プロレスリングNOAH中継』を観る。

 次期GHCヘビー級挑戦者決定戦は、NOAHの中堅限定のトーナメントだったが、決勝は斉藤彰俊vs井上雅央(まさお)。レスラーの格としては雅央より斉藤の方が上。また現王者の秋山準と斉藤は、元GHCヘビー級タッグ王者コンビだ。無難に斉藤が勝って、秋山と元タッグパートナー対決かなと予想していたが、なんと雅央が勝ってしまった。リングアウト勝ちという、負けた方が弱いという印象を与えない、勝った方も運が良かった的な勝ち方だったが。斉藤の格を落とさない勝ち方だ。

 今度の日本武道館は、まさかのド中堅井上雅央が、メインイベントで秋山に挑戦。雅央はデビュー15年にして初タイトル戦だ。KENTAや丸藤正道などの若手イケメン選手が人気で、エース小橋もデンと存在。集客的に安定しているからこそ、雅央のタイトル挑戦という意外性があるけれど、集客的には「?」のカードが組めるのだろう。いつもの無難すぎる試合をしていたら、雅央はメインを務められない。周囲の期待に応えられるかどうか。

 丸藤とKENTAの海外遠征の映像が流れる。丸藤&KENTAvsサモア・ジョー&ブライアン・ダニエルソン。丸藤とKENTAは相変わらず良いのだが、注目はサモア・ジョーだった。軽くおデブな体型に似合わず、器用に蹴りを使う。また腕十字固めが、UWF風に素早く腕を巻き込んで極める。グランド技もできて蹴りも使い、目の覚めるようなパワースラムを放つという、今時のジャパニーズスタイルなレスラーだ。そして闘志をむき出しのタイプ。日本に来たら面白いだろうな。

 パンクラスのヘビー級王者決定トーナメントに参加した、杉浦貴(たかし)の試合も放送。総合格闘技の試合だが、杉浦はあまり良いところなく、元極真の野地竜太にKO負けした。杉浦はこの試合の準備に3ヶ月を費やしたそうだが、元アマレスの猛者であっても総合挑戦は最低1年は準備期間が必要だったと思う。

 私はプロレスと総合は別物だと思っているから、杉浦が負けても受け止めることもできるけれど、純粋なプロレスファンというかNOAHファンは、これをどう受け止めるのだろう。プロレスの番組に、リアルファイトの非情な世界を流すのは、純粋なファンが抱くプロレスの、あるいはNOAHの夢の世界を壊すことになるのではないだろうか。

 しかし杉浦はこの試合の前日まで、プロレスの試合をしてるのだ。プロレス=仕事をこなしながらの総合挑戦だから、大変な苦労だ。その努力には頭が下がる。

 夜NHKラジオの『おしゃべりクイズ 疑問の館』を聴いていたら、電話でのゲスト出題者が、フリーライターの岡崎武志さんだった。このブログでも取り上げたことのある『気まぐれ古書店紀行』(工作舎)の著者で、古本コレクターである。古本に関するクイズを出題していた。肉声を初めて聴くことができた。インタビュー仕事が多いと著書で書かれていたが、営業マンのような丁寧な言葉遣いできちんとしておられた。

 また『気まぐれ〜』を読んでいたから、クイズの答えはほとんど分かる。出題されたクイズを一つ紹介すると、「私(岡崎)が、人と話すと必ず質問されることはなんでしょう?」。分かりますか?

 答えは、「家にある本は、全部読んでいるんですか?」

 岡崎さんは、年間1500冊ほど古本を買うそうだ。だから、全部読めるはずがない。大半は様々な理由で、ただ買っただけなのだ。タイトルが面白いから、装丁がキレイだから、挿絵が良いから、あとがきが面白いから、等々色々な切り口の購入動機があるのだ。古本が好きな人にしか分からない買い方だろう。読破だけが、本とのつき合い方ではないことが分かる。もっともこんな買い方をしていれば、自宅は本だらけになってしまうので注意が必要だけれども。私もその一人だ(ヤレヤレ)。

 ともあれ、自分の好きなジャンルの人が出るのは、嬉しいものだ。 
posted by 諸星ノア at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ラジオ
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