
↑展覧会看板。
場所は、東京都世田谷区にある、世田谷文学館。京王線芦花公園駅から、歩いて5〜6分の場所。
浦沢直樹先生(1960年生)と言えば、『YAWARA!』、『MASTERキートン』、『20世紀少年』、『MONSTER』、『BILLY BAT』等、代表作多く、そのほとんどが長期連載の、日本を代表するマンガ家の一人。
超絶上手く、ストーリーテラーです。
今回原画を観て、改めて、圧倒的な画力に、圧倒されましたね。
小学生時代からの絵も展示されてましたけど、その頃から、大学ノート一冊分マンガ描いてましたし、上手い。
その当時から、展覧会のタイトル通り、描いて描いて描きまくって、今があるという感じです。
元々天才が、更に描きまくってるんですから、上手いはずです。
マンガは、一日にして成らず。
当たり前ですけど、そんなことを再確認した次第です。
ちなみに先生は、子供の頃から 模写が上手いですね。その時々で影響受けてるマンガ家の絵が、すぐ分かるくらい、その絵でマンガを描いてます。
少年時代は、川崎のぼるタッチだったり、石森章太郎タッチ、手塚治虫タッチ、永島慎二タッチ etc.
それだけ画力があるってことです。
そして、エッセンスを物にして、熟成し、アウトプットしたのが、浦沢流なんでしょう。
さらにプロになってからも、鳥山明風だったり、メビウス風だったり、和田誠風だったり、画風や色の塗り方など、挑戦し続けてます。
変化も恐れないところも、すごいと思いました。

↑会場内撮影スポット。『MONSTER』からですね。
マンガ原稿と同時に、ネーム(紙にコマ割りと人物&セリフを描き入れた、マンガの設計図)が展示されていました。
流れるようなネーム。一気にネームを仕上げてるのが分かります。詰まってないというか。
話とセリフと映像(カメラワーク)が頭で組み上がったら、一気に紙に落とし込む感じで描くんだろうなって思いました。
小学生の頃から、大学ノート一冊分マンガ描き上げて来たから、今があるんですね、ホント。
繰り返しますが、マンガは一日にして成らずです。

↑パネル。猪熊滋悟郎先生。
※アニメ『YAWARA!』(1989年)第1期OP、永井真理子「ミラクル・ガール」(TVサイズ)。
Yawara OP1
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