2006年10月08日

15の夜

 『オールナイトニッポンR』(ニッポン放送)のDJとしては、おそらく史上最年少であろう。しほの涼ちゃん、15歳・中学三年生が、オールナイトニッポンのDJを務めた。彼女は、現在のジュニアアイドルブームの、セクシー路線の先駆者である。放送は、昨晩27時(というか今日午前3時)から。勿論録音。

 セクシー路線の先駆けとなった、心交社の彼女のファースト写真集とDVDは、持っている。しかしイマイチファンになりきれず、その後は追いかけなかった。しかしジュニアアイドルファンとしては、彼女の存在は無視できず、どうのようなトークをするのかラジオを録音しておいた。

 1時間半の一人しゃべりを、15歳がやったわけだが、実にしっかりしたトークだった。ラジオは30分番組はレギュラー放送を持っていたそうだから、慣れはあるにしても、堂々としている回しだ。ジュニアアイドルイベントで、これだけしゃべりが立つ子は、ちょっと見たことがない。あ、涼ちゃと同じ事務所=タスクオフォスの、かなちゃん(11歳・小学五年生)はしっかりしていたなぁ。やはり、タスクさんの、タレント教育の賜か。15歳で、長丁場のDJをこなすなんて、末恐ろしい感じだ。ちなみにタスクオフィスの社長は、涼ちゃんのお父さん。島大輔のバックバンドで、Taskとして活動後、ラジオのDJなどで活躍。涼ちゃん家は、なにげに親子鷹なのだ。

 選曲は、80年代のジャパニーズポップスが中心で、聴取者というか彼女のファン層が、10代を80年代を過ごした30代だということが分かる。しかし親の影響か涼ちゃんは、尾崎豊の歌が好きだそうで、「15の夜」をかけていた。

 グラビアや写真集での彼女は、きわどい格好(パンチラとか諸々)をして「義務教育中で、いいのか?」なんて思ったが(というわりに買ってしまった私だが)、それだけの子ではなかった。

 トークでも語っていたが、彼女は大人の人達と仕事を作り上げていくのが好きで、どうやったら見る人が楽しんでくれるか、常に大人目線で考えているのだという。見る人というのは、ぶっちゃけ成人男性であり、男の欲求することに応えることだろう。あのパンチラは、彼女のプロ意識だったのだろう(事務所社長のお父さんも、その路線を公認しているというか、推し進めているのが、いやはやすごい)。

 断っておくけれど、ジュニアアイドルは、全て男の欲求に応えねばならないということではない。やはり、一歩間違うとキワモノになるし、今のセクシー路線は、ともするとモデルの魅力を引き出すというというより、どこまでセクシーな格好をさせられるかになってしまい、それはちょっとと思うのである。そこだけがクローズアップされて、変にマスコミや政治家などに叩かれたら、このジャンルの衰退につながるだろう。モデルの女の子も、傷つくなることになるだろうし。

 あまりに若い頃からセクシー路線だと、行く末はAVに出るしかなくなる可能性がある。実際そういうAV女優はいる。その場だけの要求に応えていくと、そうならないとも限らない。旬=15歳を超えたら、まったく注目されないというのでは、可哀想だし。芸能事務所も、将来を考えて子役を育てていかないといけないだろう。

 まぁ、私は男なんで、セクシー路線を否定しきれない弱みはあるのだけれど。やはり萌えというのは、セクシャルな要素を含んでしまうわけだから。ただ行き過ぎはちょっとなぁ、なんて思うのだ。アイドル本人の将来のため、このジャンル保守のため。

 ちょいと横にそれたが、涼ちゃんは単なるセクシージュニアアイドルさんではなさそうだ。ファンの方は、もうご承知のことだろうけれど。この子は、バラエティーに出始めたら、すごいことになるのではないか。『踊る!さんま御殿』などに出ても、十分噛んでいけるかもしれない。

 170cmという長身は涼ちゃんの魅力なのだが、正直私は小さい子が好きなので好みではないのだけれど、これからU-15の枠組みを出れば、求めるファン層は拡大するであろう。今後は、セクシーさだけではなく、中身もしっかり見せていかねばなるまい。ジュニアアイドルの枠があるから、セクシーさが注目された面があるのだから、それがとれる来年からはいよいよ中身が問われるだろう。

 構成作家やスタッフの力量は感じるものの、1時間半飽きさせないしゃべりは、やはり驚きに値すると思ったのだった。しほの涼の「15の夜」は、あなどりがたし。

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↑本文に関係ないですが。今日の夜。
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