新宿ピカデリーにて。久しぶりに新宿ピカデリーに行きましたが、随分キレイに生まれ変わっていて、ビックリ。
以下、ネタバレありますので、未見の方ご注意下さいませ。

↑パンフレット表紙より。ウルトラマンギンガビクトリー。
現在テレビ東京系で放映中、『ウルトラマンギンガS』が、スケールアップして、劇場版で登場したわけです。
ウルトランギンガは、最新のウルトラマン。さらに、仲間のウルトラマンビクトリーと合体し、ウルトラマンギンガビクトリーになるのが、お子様には見どころ。
大きなお友達の私的には、ゲストヒロインにして、敵のアレーナを演じた(実は敵のエタルガーに洗脳されていただけだが)、小宮有紗ちゃん(21歳)が、可愛かった!大人の色気も時折感じられて、エロかったし。

↑アレーナこと、小宮有紗ちゃん。
有紗ちゃんと言えば、なんといっても、『特命戦隊ゴーバスターズ』(2012年)のイエローバスター=宇佐見ヨーコ役が、特撮ファンには有名(一般には、学校法人立志舎のCM「どこま〜でも どこま〜でも 果てしない空ー♪」のフレーズに乗って、チアリーディングしてる子と言えば分かるかも)。
この日、新宿ピカデリーに集まったお客さん達、平日昼間なのに、よく入ってましたが、子連れは二組のみ(苦笑)。あとは、大きなお友達だけでした。しかも、20代くらいの若い世代の男性が多い。
『ウルトラ10勇姿!!』と銘打ってますけど、登場する10名のウルトラマンは、平成ウルトラマンのみで構成されてます。
客層からも、やっぱり若い特撮ファンにアピールする作品なんでしょうね、『ギンガ』は。
あっ、平日昼間から、ウルトラマン映画観に来るおじさんなんて、私くらいか(汗)。
顔出しだと、コスモスの、杉浦太陽君が、出てます。まぁ、相変わらず演技は、微妙でしたが(苦笑)。
有紗ちゃんは、演技は上手ですね。目力あるし、アクションも、『ゴーバスターズ』時代に鍛えただけあって、上手い。
監督は、坂本浩一監督。
元は倉田アクションクラブのスタントマンで、その後渡米。
その後、渡米経験から2003年から『パワーレンジャー』(米)を総指揮。帰国後東映で『仮面ライダーW』、『海賊戦隊ゴーカイジャー』で監督参加、『仮面ライダーフォーゼ』、『獣電戦隊キョウリュウジャー』のメイン監督。ウルトラでは、映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 』で監督。『ウルトラマンギンガS』のメイン監督。
だからかー。
観ていて感じたのが、なんだか東映っぽいウルトラマンだなーって思ってたんですよね。
ウルトラマンの巨大感を出すミニチュア特撮シーンは、圧巻で、それはすごく良かったし、見応えありました。
建物舐めのアングルの多用や、あおりの多用など、円谷プロ伝統のミニチュア特撮っぽい絵が随所に観られて、嬉しい。
敵のエタルガーとウルトラマンのバトルも、あおりと寄りを多用して、巨大バトル感がよく出て、大迫力。
ただ全体的に、ノリだけで乗り切るという、東映っぽさを感じるんです。円谷作品の匂いが薄い。
円谷作品は、もっと上品だったはず。
若いファンは、そこら辺は、違和感ないんだろうな。東映も円谷も、そんなに区別しないのかもね。
あとは、特捜隊のUPGの装備が、歴代の特捜チームに比べて、貧弱過ぎるんだよね。これはTV放映中時から、思ってたことですが。
だって装備が、車二台だけって・・・。せめて車が変形して、ジェットになるとかにして欲しいなぁ。バンダイなら、出来るでしょ。
敵のエタルガーとアレーナのいる時空城に、車で出動してるんですが、空に浮いてる城に、どうやって車で乗り込もうとしたのか(苦笑)。ー実際、乗り込んでいたけど(笑)。
しかも、隊員がヘルメット被ってないって、被弾したら危ないでしょ。これも、東映の戦隊文化を導入したのだろうか。想像するに、おそらくアクションの際、特捜隊特有のヘルメットがあると邪魔だからなんだろうけれども・・・。
やっぱり、坂本監督の色が、作品に出たのかなって思います。アクション出身で、東映寄りの監督ですからね。
彼を起用した時点で、何かしら、ウルトラシリーズの方向を変えたいっていう意図があるのかもしれません。
ただ、仮面ライダーや戦隊で観たい内容、求めてるものを、ウルトラマンで観たいとは思わないんだけども、どう思いますかね、ウルトラファンの方々。
まぁでも、子供はどっちでも、良いのかな。
※『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』予告編です。
『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦! ウルトラ10勇士!!』
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