2014年12月25日

映画『妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』

 映画『妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』を観てまいりましたニャン。

 1週間前に、仮面ライダーの映画を観に行った際に、座席を予約をしておきました。

 大ブームは本物で、午前10時40分の回は、ほぼ満席。先着順で配られる入場者特典の、妖怪メダル目当てのお子様達が多いですけどもね。

 今回の配布は、中学生以下対象なのは分かっていたのですが、一応ダメもとで、入場の際にスタッフに妖怪メダルを頂けませんかと言ってみましたが、やっぱりダメでした(苦笑)。

 以下、ネタバレ有ります。未見の方、ご注意下さい。

Yokai-Watch-Movie-2014-1220-L.gif
↑チラシ。

 本作は、妖怪ウォッチ誕生の秘密が明かされる内容となっています。

 「妖怪ウォッチ」は、世の中にいる妖怪を召還できる機能を持つ、腕時計型の機械。

 この機械に、「妖怪メダル」というメダルを挿すと、妖怪を召還出来るのです。

 妖怪メダルは、妖怪と友達になることで、その妖怪からもらえるメダルのこと。いわば、友達の証です。

 だから妖怪メダルをもらえた妖怪は友達になったという意味になるわけで、だから妖怪ウォッチで、召還できるという理屈になるわけです。

 これが『妖怪ウォッチ』という物語の、ベースになる考え方であり、登場人物の行動原理となっています。

 前置きが長くなりましたがー

 『妖怪ウォッチ』の世界観を知ってる方ならお馴染みなんですが、ご存じないない方のためにあえて説明しました。

 ある日、主人公・天野景太=ケータ君の妖怪ウォッチが、消滅。そんな中、謎の妖怪軍団が攻めてきた。

 ピンチの中、浮遊霊のフユニャンが、現れる。

 フユニャンによれば、危機を脱するためには、60年前に行き、ケータの祖父・ケイゾウ(少年時代)に会うしかない、と。

 ケイゾウは、実は妖怪ウォッチを作ったその人だったのだった。ケイゾウが、何らかの理由で妖怪ウォッチを作らなくなったので、妖怪ウォッチが消滅してしまったのだ。

 おなじみケータ&ジバニャン&ウィスパーのトリオは、フユニャンと共に、60年前の過去へ旅立つ!

 ケータ達は、ケイゾウをもう一度、妖怪ウォッチ開発へと説得出来るか!?


 毎度お馴染み、ケータ&ウィスパー&ジバニャンのトリオのやりとりは、完璧というか、笑いの連続ですね。

 友情あり、笑いあり、そして涙あり。

 ケータのじいちゃん、ケイゾウが何故、妖怪ウォッチを作らなくなったのか。

 それは、人間の親友を、いじめっ子から守れなかったから。だから、もう一度素手で友達を守れるくらい強くなるまで、友達を作らないと心に誓ったから。

 だから、妖怪と友達となれる機械=妖怪ウォッチを作らなくなったのでした。

 ケイゾウの回りには、実は彼に助けられて友達になりたいと待ってる妖怪達が、一杯潜んでいるのでした。

 冒頭で、ケータ達を襲った妖怪軍団、実はこいつらが、実は60年前の歴史にかかわり、ケイゾウの親友をいじめた奴らをそそのかした張本人。

 全ては、妖怪ウォッチを作らせないためー。

 ウバウネ(声:片岡愛之助)率いる妖怪軍団は、人間世界を征服しようと企んでいます。実は、ウバウネも元は人間で、無実の罪で殺された悲しい過去が、最後に明かされるのですが・・・。

 この歳になって、友達がほとんどいない寂しさを痛感するので、この作品内で、友達というキーワードに触れると、自然と涙が出ちゃって、不覚にも泣いちゃいました。

 お子様はしっかり笑えて、大きなお友達もしっかり楽しめる、楽しい作品でした。

 個人的には、イチオシのコマさんが主人公のスピンオフ作品が、1本あればいいなって思いますね。


※映画『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』予告編です。

『映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!』予告映像Part2


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posted by 諸星ノア at 21:10| アニメ・声優など