コンビニ本『思い出食堂』に連載中のマンガが、ついに単行本化。

↑表紙。
フォークシンガー・なぎら健壱が、浅草を中心に、都内の知られざる大衆的な飲食店などで、お昼過ぎからお酒を飲む様を、エッセイ風に漫画化した作品。
『思い出食堂』を一度買ったことがあり、そこで読んだことあったので、買った次第。
魚乃目先生の、ゆるい描線と等身の短い人物が、昭和を感じさせて、好みです。
なぎら先生は、自分の脚で調べた、馴染みのお店ばかりなので、話す言葉にも説得力があります。
「なんでもマヨネーズかけちゃだめって、都会人の私から言わせれば、なんでもかけろよ!」
「メンチやコロッケは、ソースの味を楽しむもの。なんなら「づけ」にしたいところ」
銀座生まれ葛飾育ちの、江戸っ子ならではの、ひねりの効いた「なぎら節」が冴え渡るマンガとなっておりました。
読むと、そのお店に行きたくなります。
私は下戸(げこ)ですけれども、そういう人でも楽しめます。
※なぎら先生の「フォーク理論」映像です。
坂崎幸之助(THE ALFEE)と、おもしろおかしく、日本フォークの歴史を講義。
スタジオには、ムッシュかまやつと岡部まり。
NHK BS2(2011年廃止)『BSフォークソング大全集』だったと思います。当時ビデオに録画して観た記憶があるので。90年代半ばくらいの放送ですね。
なぎら健壱のフォーク理論
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