場所はウルトラシリーズファンにはお馴染み、東京・池袋。サンシャインシティ文化会館4階。

↑ポスター。
今年のウルフェスは、ウルトラマン達の故郷、M78星雲=光の国へご招待というコンセプト。題して、「ようこそ光の国へ」。
場内の展示は、光の国の中を再現したという体なんです。
光の国ということで、怪獣の着ぐるみはほとんど展示されてないんですけども、ウルトラマン達の着ぐるみも少なくて。
なんか、中途半端というか・・・。
光の国には、学校とか、研究室とかもあるということで、そういうエリアもあります。
学校では、ちょうどエース兄さんが講師役で来ていて、ウルトラ文字を教えてました。

↑エース兄さん。
ウルフェスでは、毎年パンフレットが出ているんですけども、今年は「ウルトラの国スタンプマップ」に変更されてました。
ミウラ折りという折りたたみ式地図。
その地図の四隅に、スタンプを押す空欄があって、光の国内の4ヶ所に、スタンプを押すスポットがありました。
ポケモンなどのイベントでお馴染みの、スタンプラリーですな。
私としては、パンフレットの方が、保存しやすいんだけどもなぁ。それにメインターゲットの子供にしたって、折りたたみ式地図を、広げたり閉じたりしてる間に、ピって破っちゃいそうだし。

↑画面右が、スタンプマップ。左上は、光の国入国バッジで、左下には、会場限定「大怪獣ラッシュ」ウルトラマンビクトリーカード。
会場奥にある「ふれあいステージ」に行ってみると、お姉さんと「帰りマン」(『帰ってきたウルトラマン』)が登場するところでした。
帰りマンと一緒に、ウルトラマン体操をするコーナーの模様。
お姉さんが帰りマン兄さんに「今朝何時に起きたの?」と尋ねると、指を4本出して「4時起き」をアピール(笑)。そうなると、普段は何時に寝てるか気になる(苦笑)。

↑早起きの帰りマン。
さて、ウルフェスと言えば、恒例の限定ソフビ。
私は昨年、限定ソフビを一種類だけ買い逃してしまった苦い経験があるので、今回は「怪獣デパート」(円谷プロ公式通販サイト)や、JR東京駅八重洲口にある「ウルトラマンワールド M78」(円谷プロ直営店)を利用して、事前にゲットしておきました。
今回の限定は、全5種。
すなわちー
ウルトラマンビクトリー EXレッドキングナックル クリアver.
キングジョー ペダニウムランチャー クリアver.
スーパーグランドキング ファイヤーレッドver.
ウルトラマンビクトリー エレキングテイル クリアver.
ウルトラマンタロウ ダークイメージカラーver.
ちょっと多いなぁ。3種類くらいで良いのにね。

↑限定ウルトラマンビクトリー2種。

↑左から、限定キングジョーと限定ウルトラマンタロウ。

↑限定スーパーグランドキング。
1個あたり500〜600円と、単価が下がったことで、リリース数が増えてる感じ。スーパーグランドキング ファイヤーレッドver.のみ、DX版なので、1,600円なんだけども。
さらにウルフェス期間中に、発売時期が三回に別れているので、入手タイミングが難しい。
怪獣デパートだと、発売日に速攻売り切れが出てました。
この日のウルフェス内のグッズ売り場へ行ってみると、キングジョーとスーパーグランドキングは、完売。
あとはまだ、余裕がありました。ただ、あと1週間くらいで、なくなるかもしれませんね。
意外というか、新しいウルトラマン=ウルトラマンビクトリーが、あんまり人気ないですね。限定の中で、タロウに比べて、ビクトリーの2種類が、多く残ってましたから。
まぁ右腕にレッドキングの腕やエレキングの尻尾がついてるとか、アイデアは面白いですけど、見た目やっぱりカッコ良くないというか。
ウルフェスと言えば、ライブステージも名物。
今年の出し物は、第1部「新たなる銀河へ!〜明日へのビクトリー〜」(7/25〜8/11)、第2部「つぎの時代へ ウルトラの星かがやくとき」(8/12〜8/31)。
本日は8月12日なので、第2部「つぎの時代へ ウルトラの星かがやくとき」を観覧ということになります。
午前11時30分の回。
主役は、ウルトラマンギンガ。そしてウルトラマンビクトリー。
ギンガがウルトラマン達の主軸となって、ガッツ星人率いる怪獣軍団と戦うお話。
ギンガは怪獣とも仲よくできると考えるウルトラマンなんですが、ウルトラマンビクトリーは、排除すべき存在としてギンガと対立します。
両者の仲介役で、ウルトラマンゼロ(ウルトラセブンの実子)がいます。

↑もめるギンガ(手前左)とビクトリー。奥にゼロ。
今回ライブを見て感じたのは、例年に比べてストーリー性が弱まったというか、昨年以上に「ウルトライブ」システムで遊ぶウルトラマンギンガのおもちゃを全面に出したストーリーになっているなってこと。
怪獣ソフビの足裏に貼ってあるシール=「ライブサイン」を、DXギンガスパークでスキャンして読み込むと、怪獣の鳴き声などが鳴るおもちゃで、劇中だと、その怪獣に「変身」出来るという設定です。
昨年は、ウルトラマンボーイ(光の国の小学生)が嫉妬心=マイナスの心に陥り、ギンガスパークのネガ的アイテム=ダークスパークを使ってウルトライブしてしまい、怪獣に変身して荒れちゃうという話で、善と悪に揺れるボーイの内面が描かれました。
今回のライブステージでは、司会のお姉さんが観客の中からが任意に選んだ男の子に、ステージの大スクリーンに映し出された3体の怪獣から変身したい怪獣を選ばせ、彼にそのソフビを持たせてウルトライブさせるんですね。

↑ギンガとお姉さんが、客席の男の子にギンガスパークを指導。
男の子はサドラを選んでウルトライブしたんですけども、そうするとサドラがステージに登場。
男の子が言う通りに、右手を挙げたり左手を挙げたり、動いてくれます。

↑サドラ。
このサドラが、悪のボス・ガッツ星人につかまって逆に操られ、悪さをし始めるんです。
観客の代表がウルトライブしたサドラが悪に乗っ取られることで、昨年以上に観客の感情移入を誘おうとしている意図なんでしょう。
ただ中盤以降から、サドラがあまり出てこなくて、違う星人や怪獣が暴れるシーンが多いので、せっかくの感情移入装置としてのサドラが、生かされてないのが残念。

↑極悪、ガッツ星人。
今回驚いたのは、ウルトラマンゼロの怨敵、悪のウルトラマン=ベリアル皇帝陛下が、手下の怪獣軍団を率いて、ギンガの助っ人に来たこと。
稀代の悪党が、善玉になるのはインパクト大。任侠物の大親分みたいな、カッコ良さでした。
敵に回すとやっかいなヤツは、味方になるとこれほど頼みになる者もいない。
悪玉や敵が善玉に変わるのは、少年マンガやプロレスで、一番人気出る王道パターンです。

↑ベリアル皇帝陛下。
また、今年生誕35周年になる、アニメ『ザ☆ウルトラマン』のウルトラマンジョーニアスが、助っ人として登場。
リアルタイムで観ていた私はとても嬉しかったですけども、観客のお子様達のリアクションは薄かった(苦笑)。あれだれ?という空気でした。

↑ジョーニアス!
ラストは、巨大なスーパーグランドキングとウルトラマン達の対決!
最後は4m大の怪獣が出てくるのが定番となってますが、今年のグランドキングはよく出来てるなぁと感じました。造形力がアップしている感じです。

↑スーパーグランドキングvsウルトラマン達。
最後には平和が戻り、ギンガとビクトリーも和解。大団円のフィナーレです。
ライブステージの観劇が終わり、お昼頃でしたが、会場内はものすごい人出になってました。平日でも、お客さん多いですね。
わざわざ混んでるお盆時期を外したんですけども、まだまだウルトラマン人気は根強いですね。
ただ展示が少な目なのが、返す返すも残念でした。それと、限定ソフビの種類を、もう少し減らして(苦笑)。
※ふれあいステージでの、ウルトラマン体操の映像です。
撮影者が訪れたウルフェス初日には、ウルトラマンとウルトラセブンが体操を教えに来たんですね。
司会のお姉さん、テンション高い!
ウルトラマンフェスティバル2014 ふれあいステージ 光の国の体操 ウルトラマンのパンチラッシュ有り
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