場所は、JR東京駅、丸の内北口出てすぐにある、丸善本店の2階。
時間は、14時より。

↑丸善本店、外観。
サインは、原作者の宮崎克(まさる)先生と、作画の吉本浩二先生のお二人に入れて貰えます。
宮崎先生は、複数のペンネームで活躍しておられ、写楽麿の名前では、『人形草紙あやつり左近』(作画/小畑健)も書いておられます。
吉本先生は、『昭和の中坊』シリーズや、ドキュメント漫画『さんてつ〜日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録〜』を描かれてます。
ーって、先ほどネットで調べた知識なんですが(汗)。
実は私は『ブラック・ジャック創作秘話』で、初めてお二人の存在を知ったんです。

↑『ブラック・ジャック創作秘話』第5巻。
今回サイン会で、どんな方なのか、初めてお顔を拝見することになります。
さてー
手塚治虫先生について、漫画界では、俗に「白テヅカ」「黒テヅカ」と言われています。
手塚先生に薫陶を受けた藤子不二雄先生ら「トキワ荘グループ」は、憧れであり、お世話になった大恩もありで、慈悲深く神のような「白テヅカ」を描いてきました。
一方で常に完璧な作品を描きたいゆえのわがままで、担当編集者やスタッフらを振り回す「黒テヅカ」面は、あまり多く書かれてきませんでした。
『ブラック・ジャック創作秘話』は、そんな手塚治虫の「黒テヅカ」面というか、人間的な面にスポットを当て、関係者からの取材を元に、漫画化したものなのです。
吉田先生の、泥臭い絵が、新たな手塚治虫像を演出しております。
サイン会は、定刻通りスタート。
丸善のサイン会は、並んだ順でサインをもらえる形式。私は開始40分前くらいから並んでました。
それでも、前に6人くらいいましたけども。私の後ろには、ザッと見40名くらいでしょうか。
圧倒的に、男性ファンが多いですね。しかもおそらく40代以上。
サインの順番は、吉田先生→宮崎先生。
まずは、吉田先生にサインを描いて頂きます。
手塚治虫のイラストを入れた後に、サインです。
吉田先生は大柄な体躯ながら、ナイーブな感じの方で、照れたようにして目を伏せて、お話はされません。
代わりに、隣の宮崎先生が、結構話して下さいます。ほっそり小柄な方。
宮崎先生曰く、「手塚先生はもちろん、神様なんだけども、人間的な部分を描いて初めて、全体像が描けるんだと思うんです」
『神様のベレー帽』(『ブラック・ジャック創作秘話』をベースにし、SMAP草g剛が手塚治虫を演じたドラマ)も良かったですねと申しますと、「でも草g君は、(手塚先生に)似てないよね(苦笑)」と本音をポロリ(笑)。私も同感。
なお宮崎先生は「文字が下手だから」という理由で、この日のために制作したというハンコを押してくれました。

↑吉田先生のイラスト入りサイン&宮崎先生特製ハンコ。
今作は、これが最終巻ですけども、残念ですね。
ただ当初は読み切りだったそうで、それが5巻まで連載がたまるというのは、好評だったゆえですね。
宮崎先生、吉田先生、サイン会お疲れ様でした!
※春風亭昇太の演じる、手塚治虫の映像です。
昇太さんの演じる手塚先生の方が、似てる気がしますね。
手塚治虫 春風亭昇太が演じる
人気ブログランキングへ
↑ランキングに参加しています。よろしかったら、ポチッとお願いします<(_ _)>