毎年夏恒例、ライダー&戦隊映画ですな。
以下ネタバレあるので、未見の方スルーして下さい。
まずは、『トッキュウジャー』。

↑パンフレット裏表紙より。
私の見どころとしては、「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」のまいんちゃん役で一世を風靡した、福原遥ちゃん(今月で16歳)が、ゲストヒロインということ。
宇宙を走る列車、「ギャラクシーライン」の車掌・レディ役で出演。
もう、車掌制服の似合うこと!
それだけでも目の保養で、私的には価値有り。
ストーリーは、テレビ放送同様、明るい内容。テンポも良く、ポンポンポーンと観られます。
パンフレットを読んで、トッキュウ5号・カグラ役の森高愛ちゃんと遙ちゃんは、歳が1つしか違わない。驚いた〜。愛ちゃんと遙ちゃんは、雑誌モデルとして一緒に仕事をしているそうで、遙ちゃんが愛ちゃんに、LINEでレディをどう演じたら良いか相談をしていたとか。
あの小学5年生だった「まいんちゃん」が、もう高校生なんだなぁと、じじいの私は嬉しいやら、切ないやらで。
続いて、『仮面ライダー鎧武』。

↑パンフレット表紙より。
こちらはテレビ版のパラレルワールド。
鎧武や他のライダー達が、サッカーを通じて、片岡愛之助演じるコウガネ=仮面ライダーマルスをブッ倒す!
コウガネは、人間の闘争心をあおり争わせたエネルギーにより、「黄金の果実」を作り上げようとする。黄金の果実は、どんな願いも叶えてくれる果実。
彼の願いは、争い絶えない人類を全て根絶やしに、自分が「神」になること。
願いを叶えるためにライダー達が争うのは、『仮面ライダー龍騎』の再来かという感じで、目新しさはないです。
ただ本作では、テレビ本編の方で争っていたライダー同士が、最終的に結束してチームを結成すること。
団結して、コウガネ=仮面ライダーマルス率いるチームと、サッカー対決。
もはや「ライダー」要素はどこへやらですが、それは毎度のことか(苦笑)。
ただ最後、マルスが守るサッカーゴールに、鎧武が黄金のボールを蹴り込むところに、「ライダーキック」の片鱗が伺えます。
それと片岡愛之助の圧倒的な存在感!
鎧武達10人のライダー全員を相手しても、なお負けない圧倒的な存在感。動かないのに、目の表情だけで画面が保ちます。彼が顔出しで出てくるシーンは数シーンで、後は変身後のアテレコだけなんですけども、印象が強いです。
さすが、歌舞伎役者ですね。
登場人物の多い鎧武の話を壊さずに、サッカーワールドカップにちなんでサッカー要素を入れつつ、片岡愛之助を生かし切るという話を、よくまとめたなぁと評価したいです。
それとライダー達が武装集団を率いて市街戦を展開するシーンは、戦争の恐怖や悲惨さを描いており、それは全てコウガネの仕組んだことですけども、現実に今、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスで行われている戦闘を想起せざるを得ませんでした。
※映画『仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!&列車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』予告編です。
映画『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』『烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS』予告編
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