2015年12月13日

絵本『なまいきヴォルク』発売記念、トークショー&サイン会@ジュンク堂書店新宿店 その3

 絵本『なまいきヴォルク』発売記念、トークショー&サイン会@ジュンク堂書店新宿店・その2からの続きです。

 サイン会が始まるまで、少し時間があったので、せっかく絵本に登場した加藤月琉(かとう・るな)ちゃんが隣にいるのでー
 

 るなちゃんのお母さんに許可して頂き、彼女にサインをもらいました。

 このトークショーの特典で、ヴォルクのポストカードが配られたんですけど、それにマジックで書いてもらいました。

 るなちゃんは、照れくさそうにしながらも、快く書いてくれました。ありがとうね。お母様も、ありがとうございました。

 それにしても、我ながらサイン好きというか、図々しいというか(苦笑)。

 それから、ステージの奥の棚の上に置いてあった、ヴォルクの人形2体を、記念に写真に撮ります。

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↑ヴォルク人形。

 画像左のヴォルクが、撮影用の人形で、右は、5月に商品化されるサンプルみたいですね。 

 そんなこんなで、サイン会の時間。サイン会の位置は、喫茶の入り口寄りのところ。整理券番号順に、合田さんの前に行きます。

 15分くらい待って、私の番になります。係の人に、合田さんとツーショットを撮れるか聞くと、OKなので、デジカメを渡します。

 合田さんは、絵本の遊び紙のところ(3P目)へ、ヴォルクの似顔入りのサインを入れてくれます。

私「「ヴォルク」の名前の由来が、「ヴォルク・ハン」と聞いて、自分プロレスファンなんで、嬉しかったです」
合田「リングスとかの、試合を見たことある?複雑な関節技を使うんだよね」

 ここでツーショット撮影を、お願いします。

 合田さんは、オジサンの私がツーショット撮影を申し出たのに、少し引いている感じ。すみません、キモイから・・・。

 でも、なんとかツーショット撮影もでき、合田さんにお礼を申し上げて、はけます。

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↑合田さんとるなちゃんのサイン。

 サイン会終了−。

 合田さんのサインに加え、絵本に登場した女の子=るなちゃんにまでサインを頂けて、非常に有意義なサイン会でした。

 私は、『どーもくん』は知ってましたけど、合田経郎さんの名前と存在は、この絵本で初めて知りました。

 ですから、トークショーでは、自分の知らないことが多くて、興味深かったですね。

 普通絵本というと、かなり作家の個性というか、アーティスティックな分野だと思うんですけど、合田さんの制作スタイルは、複数のスタッフで、会議を重ねて作るというのが、新鮮というか。こういう制作の仕方もあるんだなぁって、興味深かったです。

 合田さん、岩澤さん、貴重なお話ありがとうございました。それと、るなちゃん、ありがとう。

 ヴォルクのぬいぐるみが出たら、買おうかな。

絵本『なまいきヴォルク』発売記念、トークショー&サイン会@ジュンク堂書店新宿店・その3(了)

※素人の方の映像です。猫vsぬいぐるみ。猫ちゃんが、ぬいぐるみを警戒している様が、笑います。そして可愛い!

ぬこ VS ぬいぐるみ


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絵本『なまいきヴォルク』発売記念、トークショー&サイン会@ジュンク堂書店新宿店・その2

 絵本『なまいきヴォルク』発売記念、トークショー&サイン会@ジュンク堂書店新宿店・その1からの続きです。


 当日来たファンから集めた、合田経郎さんへの質問について、合田さんにお答えしてもらうコーナーです。

 司会は、引き続き、『なまいきヴォルク』担当編集者・吉澤昌さん。


吉澤「まず最初は、鋭い質問ですね。女の子がヴォルクの存在を忘れてしまうと、ヴォルクは動かなくなってしまいますが、ヴォルクは女の子の心の投影した存在なのですか?」(実は、私が書いた質問デス)

合田「う〜ん、存在を忘れたから動かないんじゃなくて、ヴォルクは元々、「生きている」んですけどねぇ。う〜ん。相手がぬいぐるみでも、携帯電話でも、気持ちが通じ合えば、友達になれるってことなんですけど」

吉澤「これも鋭い質問。ヴォルクは首輪をしていますが、前に飼い主がいたんですか?」

合田「出荷時に、デフォルト(からかじめついていたもの)だったんいたんです(苦笑)。ということは、他に同じように作られた友達がいるかもしれません」

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↑ヴォルク人形。

吉澤「作品を作る際に、お話を先に作るのか、キャラクターを先に作るのか、どっちですか?」

合田「こういう感じのものを作りたいっていう、コンセプトが先ですから、お話ですかね。それからキャラクターを考えます」

吉澤「キャラクターの「動き」のこだわりはありますか?」

合田「あったりなかったり、します(苦笑)。人にま任せると、良い動きが出たりするので、ざっくり意図を伝えて、あとは任せます」
吉澤「(ポージング担当の)峰岸さんに、動かし方の信頼をしているのでしょうか?」
合田「信頼してます。峰岸さんらしい動きに任せたり、彼がやったことがない動きは、話し合ったりして決めます」

吉澤「目が青いキャラクターが多い気がしますが。それは何故ですか?」

合田「手癖みたいなものかな?ヴォルクは、オオカミだから、青い目のイメージがあります」
(会場の)るなちゃん「赤が良い!」
合田「赤だと、花粉症っぽいね(笑)」
吉澤「黒目だけとか白目を入れてる場合があるんですけど?」
合田「白目を入れるのは、最初は自信がなかったんです。あっ、『ウェルかめ』のカメも、白目に青だね」

吉澤「続いての質問で、ヴォルクが映像化された場合、どんな女優さんと競演させますか?」

合田「この本の松本っていうプロデューサーがいるんですが、彼女がジャニーズ好きでねぇ。一緒に出すなら、嵐の誰が良い?って聞いてきたり(苦笑)。ですから、女優さんより、ジャニーズの方が、競演は早いかもしれません」

吉澤「「ヴォ」って発音しにくい言葉を使ったのは、あえてそうしたんですか?」

合田「ヴォルクって、ロシア語で、オオカミっていう意味なんです。少し前に、ロシアのサンボを使う格闘家で、ヴォルク・ハンというオジサンがいたんですが、そこからつけているんです。それと、「ヴォ」には、強くなりきれてない、可愛い響きもあるんで」

 ここで、前方のスクリーンには、ネーミング会議の模様が映し出され、ホワイトボードに、名前案が書き出されてます。

 列挙しますとー

 ヴォルク、ボーニャ、ドローニャ、グルブル、ぽっぺ、チョコ、アマロック、ジャブ、カミオカ、上岡けん。

合田「さっきの松本さんが、勝手に「ポン吉」という名前をつけて、ポン吉の会議やるからとか、なにかにつけて「ポン吉」を使うので、これは「ポン吉」にしたいんだなって思ったんで、絶対ロシア語で!って、「ヴォルク」に決めました(笑)」
吉澤「ヴォルクの前に、「なまいき」ってつけるのは、先ほどのお披露目ムービーを作る直前だったですよね」
合田「ソニーピクチャーの人に、名前の前に何か言葉を入れてって言われたんで、入れたんですよね。そうすることで、しっくりきたんで、ソニーさんのアドバイスは良かったですね」

吉澤「では質問に戻りますと、ヴォルクを連れて行きたいところってありますか?」

合田「ヴォルクの見た世界を見たいですね。10cmの高さから見た世界を見たい。僕らが見るよりも、もっと大きな物に見えるだろうし。地面を掘らないと(地上10cmではカメラをかまえられないので)撮影できないね」
吉澤「今回の撮影も、地面にころがって撮影しましたしね」

吉澤「この絵本は、何歳向きですか?」

合田「自分は、そういうのは必要ないと思う。5歳の子も色々いますし、大人でもいろんな人がいるので、それぞれで読んでもらえれば」
吉澤「文に、漢字を入れるか入れないかという問題がありましたよね」
合田「そうですね、小さい子でも読めるように、全部ひらがなにしたんです」

吉澤「コマ撮りアニメは、長期の集中力とモチベーションを保たないといけないと思うんですが、どうやって維持しているんですか?」

合田「モチベーションは、落ちないんです。お金と時間という制約の中での仕事は、きついんですけど、撮影している時は、楽しくやりたいんです。僕は、スタッフに仕事をしてもらうので、僕の役割は、スタッフに「今楽しい?」って聞く立場なんです」
吉澤「社長ですからね」

吉澤「「うさじい」は、峰岸さんがモデルなんですか?」
注)うさじい=『どーもくん』のキャラクター/峰岸さん=ポージング担当の峰岸裕和氏。

合田「一切そういうことではないんです。峰岸さんが、うさじいに似ているんです(笑)」

吉澤「『ヴォルク』のDSソフト化はありますか?」

合田「DSで、良い思い出ないんだよなぁ(ポツリ)」

吉澤「おもちゃ販売の方はどうですか?」

合田「出したいんだけど・・・」

吉澤「そうですね、この絵本を、一人100冊ずつ買ってくれれば、おもちゃ会社も動いてくれるのではないかと。それと、ツイッターでヴォルクとつぶやいてもらったり、ブログにも書いてくだされば(笑)。ああ、5月に、キューブという会社から、ヴォルクのぬいぐるみが出る予定ですね。それと、同じく5月に、ソニーデジタルエンタテインメントから、携帯の待ち受け画面も出るそうです」

 ここで、会場から質問。

客「『まくまくん』のDVD化はあるんですか?」

合田「NHK含めて検討中で、夏休み前までにはなんとかまとめたいですけど、今のところ予定はないです」

吉澤「というわけで、お時間も来たようなので、これで終了とさせていただきます。本日は、ありがとうございました」


 ここで、トークイベントは終了。午後1時15分くらいだったか。

 これから、15分の休憩を取って、この場でサイン会へと以降していきます。サイン会参加者は、その場で待機。

 合田さんは、プレス用の写真撮影を受けられてました。すかさず、ファンの皆さんも、デジカメや携帯で、撮影タイム。

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↑プレス用撮影タイムの合田さん。

 以下、絵本『なまいきヴォルク』発売記念、トークショー&サイン会@ジュンク堂書店新宿店・その3に続きます。


※プロレスです。

 リングスの試合から、『なまいきヴォルク』の名前の元になった、コマンドサンボの使い手・ヴォルク・ハンの試合を張ります。

 ヴォルク・ハンvsアンドレィ・コピィロフ。1994年10月22日、福岡国際センター。コマンドサンボの使い手同士、奥の深い攻防!

ヴォルク・ハンvsアンドレィ・コピィロフ


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posted by 諸星ノア at 13:22| アニメ・声優など

絵本『なまいきヴォルク』発売記念、トークショー&サイン会@ジュンク堂書店新宿店・その1

 これからアップするのは、2010年3月13日から三日間に渡ってレポートした、絵本『なまいきヴォルク』(講談社)の発売記念トーク&サイン会の記事、再アップ版です。

 人名の誤植があったので、再アップです。過去の記事を修正するのは、ブログのソフトが変更してしまったようなので難しく、新たに再アップしました。

それではどうぞ。



 絵本『なまいきヴォルク』(講談社)の発売を記念した、トークイベントとサイン会に参加してきました。

 場所は、ジュンク堂書店新宿店、喫茶コーナー(三越新宿店8F)。

 作者は、合田経郎(ごうだつねお)さん。アニメーション作家です。人形アニメの作家さんです。1967年生まれ。株式会社ドワーフ社長(ドワーフHP)。

 NHKキャラクターの『どーもくん』を制作した方。最近では、NHK朝ドラ『ウェルかめ』のOPの可愛いカメの人形アニメーションを制作しています。

 『なまいきヴォルク』は、人形を実景において写真撮影して構成した、写真絵本。ぬいぐるみとオオカミのハーフである「ヴォルク」と、小学生の女の子の出会いのお話。

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↑喫茶コーナーにあったパネル。

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↑店内告知ポスター。


 トークショーは、お昼12時より。参加費は、ドリンク代として、1,000円。

 ジュンクの喫茶コーナーには、50名ほどのファン&関係者が集まっております。

 司会は、この絵本の担当編集者・吉澤昌氏。

 ステージには、ノート型Macがあり、そこからプロジェクターを操作して、写真などを投影して、話を進めます。

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↑ステージはこんな感じ。


 以下、トークショーの再現です。少し間違っているところもあるかもですが、ご容赦下さい。

合田「今日は天気も良くて、花粉が飛び交う中、お越し下さり、ありがとうございます」
吉澤「絵本のメイキングストーリーは、ドアーフのブログにあるんですけど、今日はそれ以外の話ができればなと、思います。

 まず、この本の誕生の経緯から話しましょうか」

合田「2008年に、ドワーフのスタジオ「ドスタ」のお披露目パーティーがあって、そこで話が出たんですよね」
吉澤「そもそも合田さんとの出会いは、2003年でしたっけ。当時は、TYO(のCMディレクター)でしたよね」
合田「『こまねこ』の頃ですね。その時吉澤さんが、外でロケしましょうって言って、人形アニメは、セットを作り込んで制作するんで、ロケというのは禁じ手なんだけど、やってみたら面白かった」
吉澤「場所は、世田谷の砧公園だったですね」
合田「それで、ロケで人形ってのは、アリだなって思った。セットを作ってる美術の人には、「裏切り者!」って言われたけど(苦笑)」

吉澤「ソニー・クリエティティブの方から、何か新しいキャラクターを制作して欲しいと言われまして、僕が、合田さんなら良いんじゃないですかって、推薦したんです。それで、「チーム・ヴォルク」が結成されたわけです。合田さんの中では、最初から絵本で行こうと思ったんですか?」

合田「最初から絵本ですね。それで、自分が子供の頃、どういう遊びをしていたか思い出して、絵本の打ち合わせをしてました」 

 ここで、打ち合わせ風景の写真が、スクリーンに投影されます。スライドショー機能で、順次写真が移り変わります。

吉澤「企画会議は、半年はやりましたね」
合田「設定資料は、どこかな」(Mac内のファイルを探ってます)

吉澤「絵本の対象は、男女どちらにするか決めていたんですか?」
合田「ジェンダーフリーにしたかったんです。男の子用、女の子用って分けるのは寂しいなって。男女両方が分かる世界にしたかった。

 人形アニメを作っていると、作業が夜中まで続いてすごくきつい。そんな時、「人形が勝手に動いてくれたら助かるのにな〜」って思ったりするんです。

 自分は大人なんですけど、時々人形が、生きているんじゃないかって思う瞬間があるんですね。それで、大人の自分がそう思うんだから、小さい子は、もっと、ぬいぐるみは生きているって思うんじゃないかって想像しました(それが発想の元)」

吉澤「ヴォルクは、「オレ、ヴォルク」って言うんですよね。一人称が、「オレ」」
合田「正確な発音は、「オレ」(オを強く発音)なんだよね。5歳くらいの男の子の言う感じ。

 普段の人形アニメだと、カットとカットのつなぎ合わせで話を見せるんですが、絵本はページをめくることで話を見せるので、勝手が違うんですけど、吉澤さんの協力でなんとかできました」

吉澤「新しすぎるものにしない、って言ってましたよね」
合田「そう。それと、制作にすごく手間暇かかるから、パッと見てパッと終わるものでは嫌だなって思いました。繰り返し、長く見てもらえるような絵本にしたかった。ちっちゃい子が大人になって、自分の子供に見せられるような。そうなると、iPhonとか出さないようにして。そういうのを入れると、10年後には、「古っ!」って言われちゃうんで」
吉澤「新しいものは古くなるけど、少し古いものは、古くならないって言いますもんね」

吉澤「デザインやネーミング、お話など、何パターンも作りましたよね。でも結局、一番最初のやつが、イケると思った。それが「ヴォルク」」
合田「実景に、ヴォルクの絵をパソコンで合成して作った資料ですね。ヴォルクと森の入り口で出会ったというイメージで。あれは内心受けるか、とても不安でした。もっとポケモンみたいに、キラキラしたものにするべきかなって思ったりして。

 でも吉澤さんが、「これ、良いじゃないですか」って言ってくれて、自信になりまました。でも悩んだ期間が、3〜4ヶ月ありましたね〜。キャラをもっと増やそうかとか、ヴォルクと出会った後の話にしようかとか、色々迷って、結局元の「出会いの話」に戻った」
吉澤「色々迷って、最初のが良いってことになったですよね」
合田「出会った後の話は、あわよくば、続編で(笑)」

吉澤「ヴォルクは、ぬいぐるみとオオカミのハーフっていう設定ですけど、そのアイデアはどこから出たんですか?」
合田「ぬいぐるみが生きているっていうアイデアは、よくやられているネタで、夜中にぬいぐるみだけが生きているとか、女の子が見ている前では生きているとか、そういうのは多いんですけど、僕の中では、ぬいぐるみは、そもそも「生きている」んだというテーマなんです。それで、オオカミのぬいぐるみなんで、ぬいぐるみとオオカミのハーフというのが良いんじゃないかと。

 では、ぬいぐるみとオオカミのハーフはどうやってできたかって考えると、そこはディープで恐ろしい話になるんで(苦笑)、そういうところはファンタジーということにしておいて下さい。

 そしてヴォルクは、人間の女の子と出会い、人間の世界の「おかしさ」を知るわけです。彼は生意気なんですけど、それは正直なだけなんですね。

 さて、吉澤さんに最初のままで良いと言われましたので、そこから人形が実際に完成するのが、2009年の8月末。

 ヴォルクのぬいぐるみは、人形アニメもできるように、中にちゃんと関節がしこんであります。信頼している人形作家さんに頼んで、作ってもらってます。(関節部分の写真が映し出され)こういう関節は、東急ハンズでは売ってないので、特注で作ってもらうんです。まぶたとかつけると、怒ったり、眠ったりとかの表情もつけられます」

吉澤「というわけで、実際に撮影に使ったぬいぐるみが、これです」
 
 箱から、ヴォルク人形が取り出され、合田さんが手に持って、ファンにお披露目。すかさず、デジカメや携帯での撮影タイムに入ります。

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↑合田さんと、撮影に使用したヴォルク人形。

吉澤「さて、撮影のことに関してですけど、ロケ地周りとかされたんですか?」
合田「軽井沢とか峰岸さん(人形のポージング担当の峰岸裕和氏)と行きましたね。北軽井沢。

 ヴォルクと出会う「女の子」のオーディションもやりまして。結構な人数から選んだんですけど、実際は顔出しなしなんで、申し訳なかったです。女の子は、「るなちゃん」って言ったかな?」

 ここで偶然なんですけど、私の隣に座っていたのが、そのるなちゃんでした。加藤月琉ちゃん。髪の毛を両脇で束ねた、可愛い子です。お母さんとお姉さんと来てました(後でうかがうのですが、双子のお姉さんだとか)。合田さんは、時々るなちゃんを見て、笑顔を送ってました。

合田「るなちゃんは、顔が出ないのに、頑張ってくれました。元気な子で、現場を明るくしてくれました。撮影が終わった時に、お菓子をくれたり。源氏パイだったかな?」

 スクリーンには、海辺の写真。

合田「これは、伊東の海岸ですね」
吉澤「ライオンのオブジェがある公園は、あれは新宿でしたっけ。戸山公園。撮影は、合田さんご自身でされましたよね」
合田「それが不安でね。チャレンジでした」
吉澤「使ったのは、デジカメではなく、ブロウニーという大きなフィルムのカメラですよね」
合田「写真の技術に自信がなかったんで、フィルムの持つ風合いを借りて、なんとかそれをカバーしようと思いました。フィルムカメラは、お金と手間がかかるんで、周りからは嫌がられましたけど(苦笑)」
吉澤「普通のフィルムカメラは、35mmのフィルムなんですけど、ブロウニーっていうのは、昔学校の記念写真とかに使う、大きなものなんです」
合田「機材屋さんで借りたんですが、借り手がいないもんで、好きなだけ使って良いよって言われました(苦笑)。

 でもこの絵本の中で、ヴォルクがリンゴに囲まれている写真があるんですけど、それだけは、デジカメで撮った写真の方が出来が良かったんで、デジカメの写真を使ってます。

 ブロウニーのカメラって、シャッターを押す時、「バシャッ!」って大きな音がするんですけど、そのせいで「この人できるな!」って思われて良かったです(笑)」

吉澤「北軽井沢っていうのは、どういうイメージで決めたんですか?」
合田「森のイメージですね。スタッフが事前にロケハンしてくれて、その中から選んで実際に行ってみて、決めました。近くには、子供達が実際に通学路にしている道があって、そういうのは写真に写ってないですけど、(作品世界の)リアリティーとして大切にしたいと思いました」

合田「(Macを操作しながら)ここで、『ヴォルク』というのをやるよっていう、プレス向けのお披露目のために作ったムービーがあるので、ここで公開します」
吉澤「なかなか一般の方には、見るチャンスがない作品です」

 すみません、私、内容忘れました(←ダメなやつ)。

吉澤「女の子の衣装ですが、赤のボーダー柄が印象的なんですが、どうされたんですか?」
合田「女の子の衣装は、スタイリストさんに作ってもらいました。ヴォルクがちょうど入ることができる大きさのポケットの服ってなくて、「それなら作った方が早いですよ」ってスタイリストさんが言ってくれたんです。それで、るなちゃんの体のサイズを測って、なおかつヴォルクが入れるポケットのある服を作ったんです」

吉澤「ここで、今度は質問コーナーに移りたいと思いますが、時間の関係で全部は紹介できないことは、あらかじめご了承下さい」

 補足説明ですが、このトークショーの前に、参加者に質問紙が配られており、回収した質問について、これから紹介し、合田さんにお答えしてもらうコーナーです。

 というわけで、今回はここまで。

 絵本『なまいきヴォルク』発売記念、トークショー&サイン会@ジュンク堂書店新宿店・その2へと続きます。


※タカラ(現:タカラトミー)の男児玩具、「ミクロマン」。そのコマーシャルソング、「小さな巨人ミクロマン」(1976年)をどうぞ。

 作詞/丘灯至夫、作曲・編曲/菊池俊輔、歌/水木一郎。

小さな巨人ミクロマン [MICROMAN]


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